高田文夫のおもひでコロコロ

2025.10.06

第142回『太田から森田芳光まで』

まだまだだと思っていたら もう10月。
そして もう今週、金沢でLIVEだよ。
「オール日芸寄席IN金沢」である。
東京以外で めったに見られない私と爆笑問題・太田クンとの目もあてられないドイヒー(ひどい)なトークである。
1席やった後  そこへ加わるのが志らく、白鳥、一之輔そしてテツandトモ。
一体どれだけ このコンプラ時代に逆らって生きていくのか。日大の校風なのか。
初めて行くので良く分からないのですが、どうやら とても大きいホールらしいので多分チケットはあると思います。
ここで  今  知った貴方も お気軽にサンダルばきで いらして下さい。

10月8日(水)18時30分 金沢歌劇座

金沢での「オール日芸」には参加できないけど私の1年後輩、学生時分から森田は「もし将来どっちかが有名になったら 森田芳光は高田の1番弟子という事で通して下さいよ」と言っていた。
展覧会に行ってきたけど とても心に優しい会場作り。
台本のメモやら絵コンテなどもあって これから映画へ進もうという若い人にも是非見てもらいたい。
11月30日まで。京橋の国立映画アーカイブ展示室。
入口にて同じ渋谷生まれの日芸として久々の再会に「照れるなあ」の2S。
右は御存知すぎる名シーン。横並びの食事シーン。私は松田優作のとなり。由紀さおりも伊丹十三も居る。「家族ゲーム」である。
何しろ素晴らしい展示会になってます。
あなたも客「の・ようなもの」。是非。

「がんばれ!ペーパー子」という訳で、たい平が音頭を取って会をやります。
是非行ってあげて下さい。

10月20日(月)浅草東洋館18時30分
米助、松村邦洋、木久蔵、神田茜、たい平、ペー、他

11月4日(火)きゅりあん大ホール(大井町、1,000人以上入る)
岩崎宏美、テリー伊藤、戸田恵子、アンジェリーナ1/3、木久扇、好楽、市馬、松村邦洋、たい平、ペー、他

ペーさん少しは元気になったらしい。近くの知り合いの不動産屋さんに とりあえず部屋を見つけてもらったらしい。

 

喜劇王エノケンの芝居があると聞き調べたら脚本・又吉直樹てある。
東京の古い喜劇人のこと よく勉強してくれるなぁと思い(東京の若い作家が興味なさすぎ)チケットを取ろうとしたら まったく取れず。1ヶ月完売の完売。「完売モンテカルロ」である。
なんとか行ってきます。

 

11月も次々イベント。11月3日(月)よみうりホール
偲ぶんだか笑うんだか よく分からないけど「徳光和夫のありがとう!ミスター寄席」
「ミスター」と「寄席」の組み合わせがいい。
たしかにナイツのように長島巨人ファンはいるけど、松村邦洋と山田雅人は どうみても「タイガース寄席」だろ。

ホームランの勘太郎が逝って何年になるのか。
昔からの知り合いで勘太郎は私と1番仲の良かった小野ヤスシの弟子だった。
三波伸介の弟子だったホームランのたにしが「偲ぶ会」を企画。
11月5日(水)浅草東洋館18時30分
ナイツ、U字工事、ロケット団、にゃん子・金魚。〈SPゲスト〉鳥羽一郎

 

柳沢慎吾が「初」のライブ(独演会)をやるというので行ってきたが面白かった。
調子づいたらしく来年はツアーに出るという。また1人 大変な「ピン芸」が現れた。
こういう手書きのお礼をもらうと嬉しい。やっぱり大人なんだな。ハートまで付いてる。
私がつけた「名人芸」まで肩書きに書いている。

こりゃまた大変な本が世に出た。
爆笑問題の太田光代社長が「社長問題!私のお笑い繁盛期」を出版。雑誌連載時から読んではいたがハラハラドキドキの生涯だネ。
「アッコにおまかせ」の40周年記念特番にも出ていたが スタートはモデル事務所で番組アシスタントやってたものな。
太田、田中からウェストランド他なんだか分からない連中まで本当にゴクローさま。
来世いは きっといいことあるよ。
オレも来世は田中の片玉、探しに行くよ。

10月6日

 

 

高田文夫

 

  • ビバリーHP導線
筆者
  • 高田 文夫
    高田 文夫
    高田 文夫

    高田 文夫

    1948年渋谷区生まれ、世田谷育ち。日本大学芸術学部放送学科在学中は落語研究会に所属。卒業と同時に放送作家の道を歩む。「ビートたけしのオールナイトニッポン」「オレたちひょうきん族」「気分はパラダイス」など数々のヒット番組を生む。その一方で昭和58年に立川談志の立川流に入門、立川藤志楼を名乗り、'88年に真打昇進をはたす。1989年からスタートした「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」は4半世紀以上経つも全くもって衰えを知らず。