いやぁすまん。つば九郎の喪に服していたら、すっかりこれを書くのを忘れてた。
ポンポンとテンポ良く参ります。
2月20日は東京会館で立派な会。
600人ぐらい集まり芸界はほとんど来ていた。
木久扇、桂文枝(三枝)、小遊三から私のテーブルは米助、昇太、私、志の輔、談春ら。
下の席、末端のテーブルを見たら伯山、太福、小痴楽ら身分の低い連中。アハハ。

赤とんぼ(?)この日配られた手ぬぐいはなんと片岡鶴太郎画伯の絵。

お祝いもあれば追悼もある。
一年中、祝儀不祝儀のくり返しだ。

2月25日は「寄席山藤亭」新宿紀伊國屋ホール

左は山藤章二画伯を追悼する私と談春。
私が最もお世話になった方だ。
山藤先生をお題に大放談。
左から談春、とび入りの松村、小遊三、米助(新婚)、松尾貴史、私。
一面を飾った方々。


つば九郎が居なくなると上島竜兵の“くるりんぱ”も、もう見られなくなる。
御法川法男(みのりかわのりお)を「みのもんた」と軽くていい名前にしたのは野末陳平。
どこも報じていなかった。
他にもあちこちのぞいて 小倉久寛の古稀ライブ。「タイトルマッチ」(新宿サザンシアター)三宅裕司との5本コント。
73歳VS70歳だよ。偉い。
この日のゲストは戸田恵子。コントではなく小倉との歌だったのは少し残念。
一応書いとくと小倉はえらい低い声でうまく歌う。あのフォルムで~である。
(3月1日)
「ビバリー」のゲストには玉川太福やらU字工事、トム・ブラウン、嘉門タツオら。

3月7日は浅草東洋館へ行ってビートたけし脚本だと言う「路地裏のゲロ」。
お宮の松とアル北郷がしゃべり倒す90分。
どうせ客も居ないだろうと松村と“ひとり助さん格さん”のわたなべを連れて行く。なんと満員。
ほとんどスナックの姐ちゃんと男は「受け子」界隈。
芝居終ってすぐお宮がたけしさんに電話したらしい。
「タ、タ、タカダ先生が来てくれました」に、
たけし「高田さん、笑ってた?」
「一度も。その代り松村さんが二回笑ってました」
「だったら まあ いいか」だと。
客席に来ていた寺島進は三回笑ってた。
「R‐1」のチャンピオン友田オレは歌がうまいからいいなァ。
歌がうまいというのは究極の芸だネ。
歌謡界も大事に育てた方がいい。
3月10日いい天気。晴れ男の私。
さんぽ会。
LFを出て秋葉原からの神田へ流れる。
秋葉の高架下とかおシャレな手作りの店がいっぱい。
思わず手作り(SPINGLE)の春の新作スニーカーを買ってしまった。
松村も何だか分らない靴を買っていた。
下町名物ペリカンの食パンをみつけ5人揃って買う。
最終ゴール神保町の食堂へ。
主人曰く「このあいだクドカンさん一人で来てキョロキョロしてました」。
こんなあきれた写真集と こんなちゃんとした本が出てます。

東は好楽が裸になって「世にも幸せな落語家の毎日」(集英社)
西はちゃんとしてて「桂米朝が遺したもの」(淡交社)
<PS>
ナイツ塙は大怪我を乗り越えて帰って来ました。
「福田和子」のような顔になってました。
当人は「ショーンKだ」と言い張ってます。
<またPS>
4月29日(祝)18時の「オール日芸寄席」まだチケットあるそうです。是非。
有楽町よみうりホール
出演は私、志らく、白鳥、一之輔、テツandトモ
3月14日
高田文夫

2025.12.04
第147回『ほんの夢の途中』
「2週間半のごぶさたでした。玉置宏でございます。ついでに笑顔でこんにちは」 という訳でもう師走だよ。77年間、女性首相じゃないが「働いて働いて―――」大していい事もなか...

2025.11.17
第146回『エース登板』
誰も人が居ない夕暮れの有楽町LFの駐車場。 ラジオの生放送を終え 日比谷で映画を観て駐車場へもどると 駐車場の一番奥で自転車と格闘する男。 私はTVで見て知っているか...

2025.11.05
第145回『グラビア磯山&ミスター寄席』
まだかまだかと待っていたら遂に「出ました達郎」。 まだか まだかの はだかの上から羽織ってますよ ちゃんと。 スタジオで喋ってる時は あまり分らないけど いざグラビア...

2025.10.24
第144回『ミスターFOREVER』
とうとうお別れである。 徳光さんは「ミスター寄席」をやってくれますが、本当のお別れの案内状が届いた。東京ドームである。 色んな書類も ていねいに入っていて これは行か...

2025.10.13
第143回『オール日芸IN金沢編』
この歳になると なかなか仲のいい連中と泊りがけで旅に行くなんてことはない。 談志からは「若い連中や後輩には なるべく想い出を作ってやれよ」と言われた事を数年前に思い出し...