暑いのにも程があった。
やっと秋めいてきた。
こんな時はひとりボンヤリしちゃうネ。
思えば22才から今の76才まで本当によく働いてきたと思うよ。
来年は喜寿(きじゅ)だもの。「喜寿だらけの天使」と呼んでほしい。
来年77才。仕事だらけの55年間。(昭和100年)
こんな事書いてて一体誰が一体何人が読んでいるのだろう。
太田光とロケット団の三浦が読んでる事だけは知っている。
55年働いてきてやっとポコッと少し時間があいたから何か考えなくちゃ。
ラジオ日本のタブレット純の番組が10月12日で400回記念だから「何か選曲しといて下さい」とか言われてたなァ。なんのテーマがいいか。
『極悪女王』見終ったばかりでチェーンとフォークもあるし・・・・・・・
ダンプ松本、凄ぇなァ。当人よりゆりやんの方が怖さで越えたかも。
クラッシュギャルズもよくやったよ。唐田いいねぇ。
それじゃ「歌う格闘家」で考えてみるか。
「炎のファイター/アントニオ猪木 INOKI BOMBAYE」
「石松おとこ節」 ガッツ石松
「そんな女のひとり言」 増位山
「悲惨な戦い」 なぎら健壱
「かけめぐる青春」 ビューティペア
・・・・・・・いかん!いかん! なぎらが出てきた時点でボツだ。
400回記念に水をさす。もっと他のテーマを考えよう。
まぁ当日には(生放送)アッとおどろく選曲で楽しませますよ。
そうこうしている内に本棚からヒラリと一枚の原稿が。
そうだこれは2、3年前にナイツに歌を書いてくれといわれ書いた幻の詞だ。
タイトルは『師匠』
作詞が私で作曲がなんと、なんと、あの、あの真島昌利である。
ボーカルのナイツがいけなかったのか、CDにも配信にもされいない。時々ナイツが自分達の独演会の時にかけるくらいだ。世に出なかったのはきっと土屋のせいだと思う。勿体ないので一応ここに公開しておく。ナイツの全国ツアーも始まるので曲もかかるかもしれません。少しはうかばれます。切なすぎる歌です。
『師匠』
作詞 高田文夫 作曲 真島昌利 歌 ナイツ
師匠! 2時間前には楽屋入り
師匠! コンビはいつも仲悪い
昔の衣装で 同じネタ
そこそこうけて コソコソ帰る
常磐線から 前立腺
歩きタバコで しかられて
うしろ姿え 笑われる
さんぽと 徘徊変わらない
認知と 実力持っている
それでも(やっぱ) 師匠が
OH 大好き
「いい加減にしろ」
フォーエバー
営業 ショクナイ
バンス WITH ME (ダンス ウィズミー)
東洋館 OH この高揚感
師匠! 生き方とにかく切なくて
師匠! 少ない笑いで生きてきた
ギャラも出番も 明日もない
センターマイクが 杖がわり
耳は遠いが トイレは近い
はいてるサンダル 女もの
師匠 失笑 支障をきたし
会ってもらえぬ 孫三人
運転免許は 即返納
それでも(やっぱ) 師匠が
OH 大好き
「いい加減にしろ」
フォーエバー
営業 ショクナイ
バンス WITH ME
東洋館 OH この高揚感
営業 ショクナイ
バンス WITH ME
東洋館 OH この高揚感
<感想> なかなかいい歌じゃないですか。ちなみに「バンス」とは演芸界のウラ言葉で「前借り」の意味。「ショクナイ」は内職でアルバイトのこと。大阪で言う闇営業。東京ではきれいにショクナイという。
9月27日
高田文夫
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