あさナビ

2022.04.22

宮本和知さんに聞くプロ野球と実況解説の魅力

ニッポン放送「ショウアップナイター」の解説者で

スポーツキャスター・野球解説者の宮本和知さんが登場。

2019年の21年ぶりの現場復帰の裏側、

監督、そして野球解説者としての仕事について伺いました。

 

「ショウアップナイター」H P  コチラ

 

21年ぶりの現場復帰。コーチの仕事

2019年、読売ジャイアンツの投手チーフコーチに就任。

ここには原監督からの声掛けがあった。

現役を終えて21年間、メディアの側にいたこと、そして、

自分の後輩や若手がどんどん指導者になっていたので、

自分のところに指導者の役割がまわってくることは、

もうないだろうと思っていた。

そんな矢先、原監督から「一緒に戦う時がきたぞ」とLINEが届いた

最初ポカンとしたが、原監督は、尊敬している存在であり、

「コーチとして俺と一緒に戦う」といわれ、何があっても一緒に戦うべきだと思った。

コーチはマネージメントだと思っている。

1軍、2軍、3軍のコーチで役割が違う

1軍のコーチは気持ちよく選手をマウンドに送り込む

3軍のコーチは高校から入ってきた若い選手たちに野球だけでなく、

社会人としてのマナー、ルールなどの指導もする。

2軍は、いつでも1軍におくりこめるように野球をしっかり教える

1軍のコーチは気持ちよく選手をマウンドに送り込むのが仕事。

監督の脳裏、右脳、左脳を読みながら動き、

そして選手に伝えるというのが1軍コーチの主な仕事である。

 

 

もとのポジションによる監督の采配の違い

現在、少年野球チームを経営している。

今、子供の野球人口が減っている。

野球はサッカーと比べて道具、ユニフォームなど、金銭的にもかかってしまう。

野球振興という意味でもっと広げていかなければいけない。

保護者の理解も大切。お金がかからないように、卒業生からグローブをもらい

新しくはいった子に渡すということもしている。

少年野球チームでは代表兼総監督。

監督は現役時代、どこのポジションだったかにより、タイプが違う。

野手出身の監督はピッチャー交代が早い。

特に長嶋茂雄終身名誉監督は早かった。

藤田監督は、ピッチャー出身だったので、ピッチャーの気持ちがわかり、

ちょっと間をとらなければいけない時に、監督自らマウンドにきてくれ、

もうひと踏ん張りだ。頑張れと声をかけてくれた。

キャッチャー出身の監督は、守ってくれる。我慢して使ってくれる。

原監督は野手出身だが、長く監督をやられているので、

ピッチャーの気持ちがわかる監督。我慢強い。

先発ピッチャーは1週間に1回投げる。

1回、2回、3回で打たれて変わっていたら、

どんどんピッチャーをつぎ込むことになり、リリーフの当番過多になり、

疲れがたまってしまう。マネージメントが大切。

いかに選手を怪我させずに1年間持たすかが自分たちの仕事。

今は長く野球人を続けられる環境になっていると思う。

 

 

球団社長付アドバイザーとしての役割と野球解説者への復帰

今年、読売ジャイアンツの球団社長付アドバイザーにも就任。

これまで、経営者側と選手の架け橋になる人間がいなかった

現場の改善しなければいけない部分などを選手があまり

ストレートに言えない状況だった。

これからは自分が間に入って、選手の考えていることを

経営陣に伝えたり、潤滑油の役割をしていきたい。

プロ野球解説の仕事に復帰して思うことは

ユニフォームを着ていたときと比べ、

解説者は相手のチームのこともすべてみることができ、

視野が広がったということ。野球自体、面白く感じている。

コーチ時代はピッチャー担当だったため、ピッチャーのことしか見ておらず、

視野が狭かった。

責任、プレッシャー、巨人軍というチームの歴史などが重圧になっていた。

今はそれが除かれた状況で野球を見ることができ、

本当に野球というスポーツは面白いと感じている。

試合中、今ベンチ内でおこっていることもよくわかる。

新庄監督のおかげて、新しい風が入ってきて、若いファンも増え、

野球界にとってはプラス。

大谷選手の活躍で、これからは二刀流が増えると思う。

また、巨人軍は女子野球チームをつくった。

2023年からスタートする。注目してほしい。

 

 

野球解説の仕事

ニッポン放送、ショウアップナイターの野球解説者に復帰。

解説に復帰し、改めて、実況の人はすごいと感じている。

1球1球、リスナーがイメージできるように言葉を選びながら実況している。

自分もリスナーの方に理解してもらえるように

説明するようにしている。

今年から自分は、ショウアップナイターで、

打球をA、B、Cに分けて伝えるようにしている。

A打球はすごいあたり。

B打球はふつう

C打球はピッチャーは打ち取っているがヒットになってしまった。

これを自分の解説の際には使っていく。

今年のプロ野球は、ビッグボス:新庄監督が登場、

スター監督は野球のイメージをガラッと変えてくれたと思う。

 

 

これからのプロ野球

これからの野球界、セ・リーグもDH制にしないといけないと思う。

パ・リーグはピッチャーが打席に立たず、DHという指名打者が打席に立つ。

セ・リーグはピッチャーが打席に立つ。

これによって、パ・リーグとセ・リーグで、野球が変わってくる。

ピッチャーは打席に弱い。半分以上は三振。

セ・リーグはピッチャーが打席に入ることで点がはいりづらくなる。

パ・リーグはピッチャー打席にはいらず、

その打席には打つことに優れた選手が入る

パ・リーグの方がピッチャーにとって抑えるのが難しく、

それによってピッチャーがどんどん成長していく。

日本シリーズはパ・リーグが勝つことが多かった。

自分たちもソフトバンクに勝てなかった。

自分はまだ打っている方で1割6分7厘だった。

ピッチャーの練習はピッチングとランニングがメイン。

打撃練習もするが、DH制になれば打撃練習もいらなくなる。

打撃だけのスーパースターも生まれてくるかもしれない。

これからはセ・リーグとパ・リーグのルールを一緒にするべき。

いい方に改革をしていくよう訴えていきたいと思う。

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