東京オリンピック、フェンシング男子エペ団体の金メダリスト
加納虹輝選手(所属:JAL)と、
百獣の王、日本フェンシング協会・会長の武井壮さんが登場。
加納選手の金メダルまでの道のり、そしてフェンシングの魅力と楽しさ。
武井壮さんには、会長就任に至った経緯や会長としての使命について。
聞けばフェンシングをもっと楽しくなるお話をお聞きしています。
9日(木)で紹介した筋肉写真はコチラです!
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東京オリンピックでの金メダル獲得
<加納虹輝選手>
東京オリンピックでの団体の金メダルは、
自分がやるべきことに集中したことで獲得できた。
<武井壮会長>
最初の試合でピンチを迎えたが、そこからの選手たちの集中力が素晴らしく、
強豪を破っての金メダルはとても価値がある。
会長に就任して約1か月、最高の選手に恵まれ、素晴らしい船出になった。
フェンシングは、こんなに力があるにもかかわらず、
世の中から目を向けられていない競技だったが、自分が就任したことで、
メディアで選手を紹介するなどで、全国の人に顔と名前を覚えてもらい、
彼らのすばらしさをより多くの人に見てもらえるようにすることが
自分の仕事と思っている。
ENEOSサポーターズでは、主にパラリンピックのPRを担当。
パラアスリートたちが培ってきた人生を変えるための力を多くの人にみてもらい、
社会的価値を手にしてもらえるように全力でPRした。
大会が開催され、彼らが輝ける場所を手に入れることができたことが何よりの喜び。
加納選手がフェンシングを始めたきっかけ
太田雄貴さんの北京オリンピックでの銀メダル獲得をみて
かっこいいと思ったのが、フェンシングを始めたきっかけ。
剣を使って戦ってみたいと思った。
中学生のとき、試合でなかなか勝てず、何とかして勝ちたいと思い、
地元の愛知を離れ、山口のフェンシングの強豪高校に進学。
もともと「フルーレ」をやっていたが、
高校時代、遊び半分で出た「エペ」の大会で優勝。
この優勝前から自分がエペに向いていると感じていたが、
フルーレをみてかっこいいと思い、フェンシングを始めたので、
フルーレをやめたくないという思いがあった。
しかし、エペで優勝したことでエペに転向することを決意。
武井壮さん、日本フェンシング協会会長に就任
今年6月に会長に就任。
前会長の太田雄貴氏からの後任の会長として名前をあげさせてほしいと
熱いラブコールがあるも、自分には重すぎると思っていた。
しかし、日本代表選手とのwebミーティングで、選手たちから、
もっとフェンシングの認知を高めたい、多くの人に応援してもらえる選手になりたい
という話をきき、それなら自分が手伝えることがあるのではないかと思い、
会長を引き受けた。
普及を考えたとき、フェンシングは参入障壁が高い。
道具をそろえなければならず、できる場所も少ない。
まず、フェンシングに準ずる競技を開発し、
誰もが簡単な装備でできるようなところからスタートし、遊んでくれる人を増やしたい。
遊んだことがあれば日本代表の選手たちの技術の高さもわかってもらえる。
気軽におこなうというようなところから、日常に浸透していければと思う。
、
加納選手の得意技
フェンシングで一番鍛えないといけないところは「太もも、体幹」
スクワットや体幹トレーニングをおこなっている。
スピードを武器としているが、
スピードをあげるための特別なことはしなかった。
体幹に自信があり、その強さがスピードに生きていると思う。
3歳から器械体操をしていたことも今につながっていると思う。
自分は身長が低いのでリーチが短く、相手と同じタイミングででると負けてしまう。
そのため、相手の剣をはたいてからつく(シングルランプをとりにいく)
というのを得意としている。
武井会長曰く・・
フェンシング選手はマスクをとるとイケメンが多い。
また、ユニフォームを脱ぐと意外に体はバキバキで獣のよう。
今後のフェンシング、夢・次なる目標
<加納虹輝選手>
次のパリオリンピックで団体はもちろん、
個人でも金メダルを取ることが目標。
フェンシングは剣を使うかっこいいスポーツ。
また、試合での相手との駆け引きも競技の魅力のひとつ。
<武井壮会長>
目標は、世の中の人が「今日フェンシングがあるね。」など
フェンシングのことを日常で話すようになるよう、
フェンシングというものをひっぱりあげたい。
オリンピアたちが街中を歩いていると誰もが気が付いて、
写真やサインをもとめられるようなスーパースターにしたい。
そして、彼らのフェンシング人生を最高のものにしていきたい。
フェンシングは6000人しか登録者がいないが、
その少ない中からメダリストがでている。
そのクォリティの高さはすごいこと。これを広げない手はない。
たくさんの人にフェンシングを見てもらえる場所を増やしていきたい。
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