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2020.06.19

宅配ポータルサイト「出前館」会長の、中村利江さん語るデリバリービジネスの舞台裏

宅配ポータルサイト「出前館」・会長の、中村利江さん登場。

「出前館」は、全国20000店舗以上の中から簡単に検索・注文できる日本最大級の出前サイト。

注目されるデリバリービジネス、

そして運営されている「出前館」の成長、

さらに今後のビジネス展開について伺いました。

出前館について コチラ

 

日本最大級の宅配ポータルサイト「出前館」

宅配ポータルサイト「出前館」は、アプリやウェブで、

全国の加盟店のグルメを、検索・注文できるシステム。

ここ数年でデリバリーの注目度は急上昇しているが、

日本の飲食店はとてもイートインに偏っていた。

世界はデリバリーやテイクアウトがすでに充実していて、

今年で創業20年、必ず世の中に役立つ仕事になると思い、

その一心で、出前館を運営してきた。元々は弁当チェーンの

マーケティングの責任者だった。飲食店側の立場で

デリバリーの重要性を感じていた為、出前館の代表になる事を決意した。

学生時代には、モーニングコール事業を立ち上げたこともあり、

人に喜んでもらってそれが自身の仕事や、

利益につながる事が何より大切だと考えている。

 

シェアリングデリバリー

料理だけでなく、コンタクトレンズなど、

日用品のデリバリーも行なっている。

出前の定番のピザや、お寿司はもちろん、

ファストフードからデザートまで、様々な物をデリバリーしている。

その形態を可能にしているのが、

シェアリングデリバリーというシステム。

一つの飲食店が、宅配員を雇うのではなく、

エリアごとに宅配員を配置して、効率化を図っている。

他のデリバリーとの大きな違いは、ドライバーにきちんとした

研修を行い、その合格者のみをドライバーとして採用している事。

スタートから20年、何よりも、時間を守るということを徹底してきた。

 

リーダーに必要な事 

社長やリーダーとして心がけていることは、

自身もサラリーマンからスタートしていて、上司にされて

嫌なことは、上司の愚痴を聞かされる事、それだけは

しないよう、そして、部下にもさせないよう心掛けてきた。

社長や会社のトップが一番ポジティブであるべきで、

自身もどんなに嫌なことがあっても、絶対にネガティブにならない。

座右の銘は「艱難汝を玉にす」という言葉、中学生の時に

教わった言葉で、出前館の経営が軌道に乗ってきた頃にふと、

この言葉を思い出した。諦めない精神が何より大切で、

失敗や苦しみを乗り越えた後に成長出来る。

 

仕事も遊びも本気で

忙しいながらも、気分転換やストレス解消、

プライベートを大切にするように社員に言い聞かせている。

よく働いて、よく遊ぶ事がモットーで、自身も休みの日は

スキーやスキューバダイビングを楽しんでいる。

趣味のきっかけは家族の誘いだった。子供が生まれたときは

仕事に火事に子育てに追われていたが、今はレジャーに

向き合う余裕ができている。小さい頃から海が好きで

船の免許を取るほどで、仕事も趣味も本気で向き合うようにしている。

常に動いていることが好きで、いろいろな事をやって

新しい発見に出会いたい。出前館はまだまだ発展途上なので

今後もさらに大きくして、多くの人の喜ぶ顔が見たい。

 

地産地消の架け橋に

出前館は、今まではただの宅配ポータルサイトだったが

地域で美味しいものを作ってくれている飲食店と、

利用者の架け橋になりたいと考えていて

最終的には、地域のインフラのような物になっていきたい。

ご飯が冷めない距離の中で、飲食店と利用者を結びつけたい。

地産地消で、地域を盛り上げていきたい。

また、出前館にインターネットで注文をすると

自動的に各飲食店のレジに表示されるようなシステムになっていて

電話注文だと、どうしてもいくつか工程が必要で、人件費も

とてもかかってしまう。飲食店側の手間と人件費を削れれば、

さらにメニューその物の強化に力を入れてもらえる。

現在は、全国に300拠点、配達員は3000人以上

また、飲食店のスタッフを出前館のドライバーとして採用する

流れも作っていて、雇用のバックアップのようなことも行っている。

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