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2019.12.27

弁当コンサルタント野上優佳子さんが教える弁当4原則

料理家で、弁当コンサルタントの、野上優佳子さん登場。

著書『スープジャーで楽するおべんとう生活』から至極のメニューを紹介。

お弁当を作って30年以上!お弁当の達人に

楽しく作り続けるための秘訣を伺いました。

ブログは こちら

ツイッター こちら

お弁当4原則

料理家、弁当コンサルタントとは、お弁当の内容だけでなく、

弁当箱のプロデュースや、そのトータルのバランスを

考えているため、弁当コンサルタントを名乗っている。

お弁当は地続きな点が大切で、その楽しさやコツを日々広めている。

野上家のお弁当4原則、その1はまず頑張らない事。

おにぎりだけだったり、サンドイッチだけの日があっても良い

次に、食べる人の食べたい物を作ってあげる事。

バランスばかりを気にするのも良くない。

そして、腐りづらいものを選ぶ、作り置きなどもいいが、

なるべくシンプルなものでもいいからその日に作ってあげる

そしてその時の体調などを優先してあげる事。

献立を考えるのも、楽しい。

お昼が楽しみになるようなお弁当づくりを心がけている。

 

 

お弁当のお供「スープジャー」

毎日お弁当を作り続けている。

お弁当を作る簡単なテクニックは、色合い。

割合もあるが、基本的に5色で構成すると美味しそうに見える。

味付けも、しょっぱいもの、甘いもの、酸味のあるもの

などを入れてあげると、飽きずにお弁当を楽しむ事が出来る。

お弁当はに盛り付ける際は、大きなものから入れていく。

面積を埋めていくゲームのような感覚でやっている。

一番場所を取る、ご飯からとりあえず入れて見て、

メインのオカズを入れ、あとは隙間を埋めていくような感覚。

著書『スープジャーで楽するおべんとう生活』から

「鳥手羽のサムゲタン風」を試食しながら紹介。

スープジャーは真空断熱なので、熱々の状態で入れれば

煮込んでいう状態を長時間保つ事が出来る。

手羽中、ネギ、ザーサイ、生米、すりおろし生姜、水

を朝数分、お肉に火が通るまで煮立たせるだけ、そのあと

スープジャーに入れれば、そのまま数時間コトコト煮る状態になる。

味付けは塩胡椒だけでも、手羽中の骨からダシがしっかり出るため、

旨味も感じられる。

 

 

お弁当でアツアツ皿うどん

著書『スープジャーで楽するおべんとう生活』から、

オススメのメニュー、「皿うどん」を試食しながら紹介。

実際自身の、家族に持たせた時も、大好評だった。

アツアツのあんかけをスープジャーに入れ、別容器で、

揚げ麺を持って行き、食べるときにあんをかけるという物で、

お弁当なのに出来立てを楽しむ事が出来る。

トロミのあるあんかけは冷めづらい。

あんは、豚肉、人参、白菜、ネギ、しめじ、むきえび、

を炒めた後に、ごま油、醤油オイスターソース、胡椒、

で味付けし、水溶き片栗粉でとろみをつけるだけで下準備は完了

10分程度で、作る事が出来る。揚げ麺は市販の物。

作ったきっかけは、お弁当に冬に熱いチャーハン弁当を

と思い、あんかけチャーハンを持たせたのがきっかけで、

さらに簡単にするために、皿うどんを試そうと考えた。

スープジャーじゃ冷たい場合も、保冷効果がとても高く、

夏場は、うどん屋そうめんのつゆを入れて使うのにも適している。

 

 

本格中華から、お汁粉まで・・・

スープジャーは各社様々なタイプの物を出しているが、

300ml、400ml、500mlタイプの物がポピュラー、

自身がよく使用するのは、300mlタイプ。

500mlだと牛丼屋さんの並盛りが丸々入るほどの大きさで

男性でも満足のいくボリュームになっている。

著書『スープジャーで楽するおべんとう生活』から、

「もずく入りサンラータン」を試食しながら紹介。

材料は、豆腐、もずく酢(パックタイプの味がついているもの)、

干し椎茸、ネギ、卵、に鶏ガラスープの素、醤油、ラー油

なのでコンビニに売っているものだけでも、作る事が出来るお手軽ニュー。

もずく酢と干しシイタケから出る出汁の相性が良く。

豆腐も1パック分入っているため、思った以上に食べ応えがある。

また、この時期にオススメなデザートメニューもある。

スープジャーにお汁粉を入れると暖かいデザートを楽しむこともできる。

 

 

お弁当を通して社会

『ご飯を作る前に読む本』という本も出版している。

これから自炊を始める人や、料理に悩んでいる人のために書いた本。

あまり考えすぎずにやって入れば、自然と上達していく

というようなエールが綴られている。少しずつ上達していけば良い

自分の食べたいものが、好きなタイミングで作る事ができる

そんな料理の楽しさの真髄を書いた。

お弁当は、モバイルな食卓だと考えている。

「蓋を開けたらそこに我が家がある」、それがおにぎり一個だったり、

サンドイッチ一つだとしても、そこには作った人の思いや背景があり、

それをみんなで共有できるのが、お弁当の良さだと思っている。

面倒と思われがちなお弁当の、考え方を変えて行きたい。

また、プラスチックの量そ削減出来たり、残り物を活用する事で、

食品ロス防止にも少なからず貢献する事ができる。

そんな社会課題を小さい積み重ねで変えられるなら、

その手助けをしていきたいと考えている。

1日3食を楽しんで食べてもらえる世界を作っていきたい。

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