【スタッフMの番組報告】
いよいよ子ども達にとっては待望の夏休み突入ですね!!!(一方、お父さん、お母さんにとっては大変な夏休みの到来ですね。。。)ですが、こういう海や川で遊ぶ楽しい季節に必ず耳にするのが、水難事故のニュース。しかも最近はこの異常気象もあって、熱中症のリスクもあったり、ゲリラ雷雨の心配もあったり、外でのレジャーで気をつけることが、昔よりはるかに多い気もします。今回は、水難事故に遭わないために、今すぐにでもできることを、専門家の方にアドバイスいただきました!
NPO法人AQUAkids safety project代表のすがわらえみさんをゲストにお迎えしました!

左:NPO法人AQUAkids safety project代表 すがわらえみさん
かわいらしいステッカーを手にしていますが、これは、すがわさんたちが考案した「サンダルバイバイ」のステッカーなんです。見てください!かわいいでしょー!!!

子どもが海や川で溺れたりなどの事故に遭う時の原因でよくあるのが、うっかり流されてしまった履いていたサンダルを追いかけてしまって…ということなんだそうです。そこで、子ども達にはサンダルが流されても追いかけない、大人はたとえお気に入りでも高価でも(これ、親だとついつい子どもに叱る理由になりがちですよね…)サンダルが流された子ども達を叱らないであげて!そんなメッセージが、この「サンダルバイバイ」には込められているんです!
私はこのネーミングと意味を聞いた時、「なるほどー!」とすっごく共感するとともに、「あ、ママに叱られる」「大好きなプリンセスがー」など、海や川の恐怖以上のなにか「やってしまった」感がきっと子ども達の心の中に湧き上がって、無我夢中で追いかけたら…そんなことも多いのだろうな、と気づきを与えてくれたすがわらさんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
放送では、たくさんの水辺の安全のために必要な知識を教えてもらいましたが、私が一番大人の方に伝えたいなと思ったのは、「子どもは静かに溺れる」ということ。
すがわらさんいわく、人はライフジャケットをつけて、身体の2%を水面に出していれば(鼻と口で2%らしいです)まず、溺れないそうです。なので、溺れているときというのは鼻と口が水中にあるわけなので、漫画みたいに「たーすーけーてー」と大声で叫ぶことなんて無理なんです!だから、ちょっと目を離した、大人同士で盛り上がっていた隙に、静かだなーと思ったら溺れていた…ということが起きてしまうんです。大人がそばにいない状況で遊んでいる時は、これは本当に肝に銘じなければならないことだなと、思いました。
放送でも流しましたが、サンダルバイバイの歌、本当にかわいらしく、またYouTubeでは動画も見られますので、夏休みお出かけ前にお子さんと一緒にご覧になって、お子さんときちんとお話するのがいいかもしれません。子どもって歌からたくさんのことを学ぶ気が、個人的にはしますので(笑)、ぜひぜひサンダルバイバイ、聞かせてあげてください!
すがわらさん、海の日に貴重なお話を、本当にありがとうございました!
次回もお楽しみに!!!
NPO法人AQUAkids safety project HP

2025.10.27
10月27日のゲストは、大阪公立大学の藤井俊博准教授でした
【スタッフMの番組報告】 サイエンスコミュニケーションという言葉を皆さんご存知でしょうか…。科学技術に関する情報やその面白さを伝え 社会と科学の架け橋を担っていく活動...

2025.10.13
10月13日スポーツの日のゲストは、一般社団法人グローバルブリッジプラス 松下裕二代表理事でした
【スタッフMの番組報告】 スポーツの日、みなさんはいかがお過ごしでしたか?少しずつ秋めいてきたので、身体を動かすにはいい気候になってきましたよね! 今回のゲストは一般...

2025.10.07
9月23日の科学特番「阿部亮のNGO世界一周!~未読の宇宙~」
「我々は宇宙の一部であり、宇宙が自らを観察している手段である。」 そんな言葉があります。僕たちの体をつくる水素や炭素、酸素は、 はるか昔、星の爆発で生まれた元素たち。...

2025.10.06
10月6日のゲストは、認定NPO法人ブリッジフォースマイル理事長 林恵子さんでした
【スタッフMの番組報告】 10月6日の放送でもお伝えしましたが、2010年10月からスタートしたこの番組も、早いもので丸15年が経ち、16年目に突入いたしました!これも...

2025.09.29
9月29日のゲストは、認定NPO法人ブリッジフォースマイル理事長の林恵子さんでした
【スタッフMの番組報告】 9月も最終週。だんだんと秋の気配を感じ…と言いたいところですが、まだ天気予報は30℃越えなところもありますね…。季節の変わり目、体調にはどうぞ...