上柳昌彦 ラジオの人

2024.07.05

和菓子職人の古関一哉さんの店、「銀座かずや」を知ったのは2000年の半ば頃だったでしょうか。

当時担当していた朝の情報報道番組の「あけの語りびと」的なコーナーで「銀座かずや」を紹介しました。

イケメンの職人さんが一人で煉り菓子を作って販売し、女性誌で紹介されたところ人気になってお客さんが列をなしている店があると知った女性放送作家が取材してくれました。

店舗はニッポン放送からほど近いところなのでさっそく尋ねたところ、横浜の自宅から毎朝始発電車に乗って店に来て作業をしながらにニッポン放送を聴いていることがわかりました。

それ以来の長い付き合いになったかずや君ですが、店舗と作業場が入ったビルの老朽化などが原因で銀座から一時撤退し横浜で通販のみの販売を続けていました。

物件を探し続けてこのたび「銀座かずや」がやっと銀座3丁目に帰ってきました。

日本料理の職人として修業中に、練り物やごま豆腐で和菓子が作れないかと試行錯誤し誕生したのが「かずやの煉」。抹茶の風味と独特の触感が癖になる和菓子を完成させお菓子のコンクールで賞も取りました。

通販では彼が考案した様々な和菓子を購入できますが「かずやの煉」が買えるのは銀座の店舗だけなのです。

詳しいことはこちらをご覧になってください!

銀座かずや公式サイト|銀座の抹茶和菓子 抹茶わらびもち「かずやのれん」葛餅 (ginzakazuya.com)

午前3時に起床して「あさぼらけ」を聴きながら有楽町に向かい、

6時過ぎから仕込みを始め11時半から14時半頃までお店に立つ生活をまったく一人でこなすかずや君。

人を雇って大きな商業施設の中にテナントで入らないかという話もあったそうですが「かずやの煉」は一人で作りたいという意思をとうとう貫き通したかずや君。

祝!新店舗オープン!新たなる門出を心よりお祝い申し上げます