昨年は喪中のはがきで中学の時の恩師と大学時代の友人の訃報を知りました。
コロナ禍であったとしても非常に悔やまれる出来事でした。
番組には毎日多くのメールお便りをいただきます。もちろん有名人の方々の番組に比べれば大したことはないのですが、なにせ番組前の夜中に一人で目を通すのですべてを拝見するにはそれなりに時間はかかります。
番組開始の6年前に比べて有楽町に来る時間も30分は早くなりました。
それだけたくさんの方々から頂いているということですが、放送でご紹介できるのは数十枚程度です。
毎日すべてに目を通していますから、なんだかその人の日記を盗み見ているような不思議な気持ちになったり、ご常連の方からパタッとメールが来なくなると「あれ?どうしたのかな?」と思ったりもします。
たいていは「人事異動があって起きる時間が変わりました」「転勤になりまして」「転職しまして」と後日連絡が届いたりします。
川崎の地酒処清水屋の清水さんも本当にマメにメールや趣味の写真を送って下さる方でした。
そして清水さんの奥様から「18日に永眠いたしました」と連絡を頂きました。
緊急事態宣言下ではテイクアウトの弁当を作るなどなんとか耐え、さぁという時に大病をし手術をすることになった清水さん。
その後は薬の副作用がなかなか大変そうでしたが「散歩をして体力をつけています」「店を再開しました」というメールに、良かったと安心していました。
すべてを番組でご紹介はしていませんでした、メールが届くたびに病と真摯に向き合い乗り越えようとする清水さんの姿勢に頭が下がる思いでした。
7月下旬には土用の丑の日に「特別うなぎ折り詰め弁当」を作りましたともあったのですが…
金曜日の放送後奥様と少しお話が出来たのですが、実はその頃から体調を崩され入院をしたものの、退院後数日で体調が急変し逝ってしまわれたとのことでした。
「その折もずっと枕もとでラジオを流していたんですよ」と伺いました。
63歳、料理人としてまだまだやりたいことがあったと思うと悔やまれてなりません。
残念ながらお店も閉める事にしたそうです。
心より地酒処清水屋店長清水さんにお悔やみを申し上げます。
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