熱の一つも出せないという1年でありました。夏から秋へ季節が変わるころ毎年必ず微熱を出す私で明日が、今年はそれが10月2日金曜日の放送後にやってきました。
37度台の熱が出たと思ったら平熱に戻ってホッとしていたら38度台に。その後だらだらと微熱が日曜日の夕方まで続くという嫌な展開です。
幸いなことにかかりつけ的な近所のクリニックで抗原検査したところ陰性に、その後大きな病院でPCR検査を行った結果月曜日の朝にやはり陰性となりました。
たまたま最初に訪ねたクリニックが発熱外来に対応していたおかげで、早い段階で検査をしてもらえたことが幸いしました。
若者言葉なので自分ではあまり使わないようにしていますが、まさにこの状況は「びびる」としか表現しようがありません。
とここまで書いてこの「びびる」はいつ頃から誰が使いだした言葉なのだろうとふと思い調べたところ、語源はなんと平安時代で大軍が動くとき鎧がふれあう音が「びんびん」と聞こえ、鳥が一斉に飛び立つ音をそれと勘違いした平家が逃げ出したことにある云々とありました。
なんとヤンキーの兄ちゃんが使っていた訳ではなかったのです。
しかしさらに調べるとこれは全くの偽語源であるとの記述が出てきました。あぁやはりヤンキーがと思い読み進むと江戸時代の川柳に散見されるが語源は諸説あると出てきます。
やはりヤンキーのお兄ちゃんではないようです…
「すべての人が無症状の感染者だと思って行動して下さい」と訴えた医療従事者の方がいますが、引き続き適度に「びびり」ながらの生活が続きそうです。
ということで年末年始は自宅でと言う方も多い中、読書は如何でしょうか。
私のかつての仕事仲間の志駕晃氏は社員でありながら「スマホを落としただけなのに」で大ベストセラー作家の仲間入りし作品が2本も映画化されました。
その志駕氏の新作がこちらです。
今回は「女性セブン」に連載されていた「リアルタイム連載小説」で、テーマは「パパ活」です。
2020年の2月から始まった連載は広がるコロナ禍の話題など、連載時に日々起こる事件やニュースを小説に反映させながら女子大生がお金で年配の男性とお付き合いする「パパ活」をテーマに物語は展開します。
今回はそれを改めて加筆・修正した作品となっていますので是非手に取ってみて下さい!
「彼女のスマホがつながらない」(小学館 本体1400円+税)
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