「今日、お話を伺う上柳と申します」と自己紹介をしようとしたら「お久しぶりです!お元気でしたかぁ!」と目じりを少し下げながらやわらかい笑顔で声をかけて頂いたのは前川清さん。
前回は桑田佳祐さんの「シーサイド・ウーマン・ブルース」をカバーした時に番組ゲストでお越しいただいた時なのであれから9年もたっています。
しかも生放送で20分ほどのインタビューでしたから、よくぞ覚えていて下さった!と感激しきりでした。
「やぁやぁどうもどうもその節は!」という和やかな雰囲気で始まった「ウルトラヒットの道標」の収録は「なるほどそうだったんですかぁ!」と深く感心したり「なんですかそれはぁ!」と腹を抱えて笑ってしまったりの連続でした。
「音楽との出会い」の話では前川さんが子供のころの米軍の基地がある佐世保の様子が目に浮かびました。
「そもそもなぜ歌い手に」では最初は別のものを目指していたと知り、それが後々福山雅治さんからの楽曲提供「ひまわり」につながることになるとは驚きでした。
また来年1月29日から明治座で行われる「よみがえる明治座東京喜劇」に特別出演する前川さんが、初めて台本を読んだ時の感想は「えぇ!大丈夫なんですか前川さん!」というものでした。
藤圭子さんとの結婚と離婚に関してサッと通り過ぎようとした私ですが、逆に前川さんから「え?スルーするんですか」と言われそこから当時の話をじっくり聞かせていただきました。
同世代の糸井重里さん、前川さんにあこがれる桑田佳祐さん、そして前川さんのイメージを大きく変えた萩本欽一さん、息子さんとお嬢さんへの想い、趣味の鯉と競走馬の話など、私はただた独特な口調の話術を堪能した次第。
そして「東京砂漠(月曜日5時台)」「長崎は今日も雨だった(火曜日4時台)」「そして、神戸(火曜日5時台)」
「雪列車(水曜日4時台)」「ひまわり(水曜日5時台)」
「花の時・愛の時(木曜日4時台)」「涙(木曜5時台)」
「歩いて行こう(金曜日4時台)」「そして、神戸 アコースティックバージョン(金曜日5時台)」と私の趣味で選曲をしましたが、それぞれの曲にまつわるエピソードも大変に興味深いものばかりでした。

やはり「そもそも話」はちゃんと伺っておくものですねぇ。
14日の週からラジコなども駆使して是非に!

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