12月14日からの一週間は2カ月に1回お送りしている音楽企画「ウルトラヒットの道標」です。今回は前川清さんにヒット曲の「そもそも話」を伺います。
「内山田洋とクールファイブ」の前川さんのボーカルは、当時フォーク、ロック大好きだった学生時代の私のハートも大いに揺さぶったものです。
毎週聴いていた谷村新司さんの「セイヤング!」で谷村さんがクールファイブの「噂の女」を生放送でよく歌っていた影響もありました。
谷村さんの「うわさあぁ~あぁ~あぁのうぉんなぁ~♪」という歌声は「アリス」のライブアルバムにも収録されていたと思います。
また中学生時代の桑田佳祐さんが、教室でよく前川さんの物まねをして歌っていたというエピソードを聞くと「やっぱりなぁ!」となんだか嬉しくなってしまいます。
直立不動で歌い朴訥そうで真面目そうで寡黙な歌い手というイメージがあった前川さんが、萩本欽一さんの「欽どん!」ではとぼけた味満載の面白い人に変貌をとげました。
萩本さんはいかにして前川さんのお笑いの才能を見出したのか?また前川さんの本来の姿はどっちなのだ?など伺ってみたい事が満載です。
さて12月7日月曜日からいよいよリスナー先行予約が始まるのは高田文夫先生企画の「よみがえる明治座東京喜劇」。
第一部は宅間孝行さん脚色、演出、出演のお芝居「こちとら大奥様だぜぃ!」で第二部は高田先生の人脈で豪華なラインナップになった「ラジオビバリー昼ズ寄席」となっています。
そして前川さんは第一部のお芝居に特別出演で登場されます。
特別出演とはチラッと出演する事なのかと思いきや、台本を読むとほとんど主役のとぼけたお殿様の役でした。
映画やドラマの台本は多少なりとも読んだことはあるのですが、喜劇の台本は初めて読みました。
文字で書かれた物語がどのように板の上で演者が動き回り、会場がドッと沸く喜劇に仕上がっていくのか、ラジオ屋の私には想像できないことだらけなのです。
出来れば稽古を見学させていただき、一つの芝居が出来上がっていく過程というものも拝見したいものです。
ちなみに私は昼の部の第一部と第二部の間のトークショーの司会を担当します。夜の部の司会、立川志ららさんと共に大いに浜町明治座を盛り上げていく所存であります。
去年の山内惠介座長公演での歌謡ショーの司会を担当して以来の明治座ですが、舞台から観る客席が物凄く近くに見える、あの居心地のよい歴史と伝統ある空間にもう一度立てることは、私にとって本当に名誉な事であります。
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