番組に「梅雨明けはいつだったか覚えてる?8月1日のことですよぉ」というメールが届きました。
そういえば8月に入った途端にバーン!と晴れ渡り「私の誕生日を祝うようだ!」とほざいたことを思い出しました。
以来今度は猛暑が続いていますが、それまでは雨が続き災害も起こり気温もあまり上がらなかったことを少し忘れていた愚かな私です。
「8月に夏になったばかりなのに、そうそう秋にこの座を譲ってたまるものかよ!」今しばらくは夏が居座りそうです。
急な雷雨に注意をという天気予報だったので大きめの傘を持っていたものの、有楽町を出る時にはゲリラ豪雨もすっかり上がりカンカン照りのなか傘を忘れないように帰りました。
ふと空を見上げるとそこには刷毛でさっと掃いたような雲が…

厚みのある夏の雲ではなく秋の訪れを感じさせる巻雲というそうで、空の高いところでは少しはそういう事に話にはなっているようです。
さて9月。年間の台風はだいたい20数個発生しますが、心配なのは7月に台風発生がなかった分どこで帳尻を合わせるかです。
去年の秋のようにならないことを祈るばかりです。
朝鮮半島に上陸した台風8号に関して、番組の大部分がいわゆるプロパガンダに関連したニュースと娯楽番組で占められる北朝鮮のテレビ局「朝鮮中央テレビ」で、初めて台風情報が流されたことが話題になりました。
お天気キャスターは進路を予想し、リポーターは雨の中道路が濁流にのみ込まれる様を伝えていて、これはかつてなかったことだそう。
かの国では災害関係は一切外には知らせない方針だと思っていましたが、もはやそのようなことを言っていられないほどの昨今の気候変動に対して、相当に危機感を持っていることの証なのでしょう。
今朝の新聞には九州を中心に発生する線状降水帯に関して、①九州から西は海と他国なので気象データーが入りにくい②観測の網目が5キロ四方では網が大きすぎるが、もっと細かくするとさらに高性能のスーパーコンピューターが必要になる③そもそも線状降水帯のメカニズムがまだ解明されていない等々の理由で、予報が難しいとありました。
気象のことも新型コロナのことも、そもそも人間の体のことも分かったような気持になっていますが、実まだまだ分からないことだらけであることを謙虚に受け止めるべきなのだと痛感した次第です。

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