報道部の上村さんが東日本大震災の取材で知り合った、当時中学1年生の視覚障害を持つ少女を、大学2年になるまで丹念に取材したドキュメンタリー番組があります。
「My Dream」というタイトルで11月4日日曜深夜に再放送され、
「あさぼらけ」に多くの感想が届きました。
大学生になった彼女は英語が好きで、将来は教師か通訳になりたいと考えていますが、ハンディキャップを持つがゆえに夢をかなえるためには様々な問題をクリアしなければならないという現実に直面します。
中学から高校、そして大学と進学する過程で少しずつ大人の声になるのですが、それが少女の内面的な成長も感じさせます。
報道部の上村さん、森田さん、そして先日までニュースデスクだった桜林さんに上柳のナレーションで制作されたこの作品が、先日「日本民間放送連盟賞グランプリ」という大変に大きな賞を受賞しました。
11日(日)の深夜までラジコタイムフリーで聴けますが、後日全国の民放ラジオでも放送されるので、改めてお知らせいたします。
さてその後、大学3年になった彼女はいよいよ本格的に将来の仕事について考える時期に来ています。
物語はまだまだ続いているのですね。
金曜日の「あさぼらけ」の5時の冒頭で紹介した映画「ボヘミアン・ラプソディ」は、伝説のロックバンド「クイーン」のボーカリスト、フレディー・マーキュリーの半生を描いた作品です。
メンバーだったブライアン・メイとロジャー・テイラーが制作に協力しているため、「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」という名作が生み出される瞬間が克明に描かれています。
自分の容姿や出自にコンプレックスを持ったフレディーが、愛する人と名声を得たにも関わらず様々な問題が起こりそして……
最後は1985年7月に行われた「ライブ・エイド」でのシーンが完全に再現されました。
喉を痛めていた時期で、観ていた私は涙と鼻水でマスクがグショグショになる始末でしたが、映画代を出してでも大音量の映画館で観て欲しい映画でした。
役作りに1年かけフレディーを演じたラミ・マレックは、なんとなく久保田利伸さんに雰囲気が似ていました。なんとなくですよ。
そして、また上の深いラングラーのブリーチジーンズやアディタスのスニーカーも、当時のままに正確に再現した凝りようでした。

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