高校の「還暦同期会」が3月31日に新宿でありました。
つまりこの日をもって高校の同期が全員60歳になったのです。
(4月1日生まれの人はいなかった)
一クラス40数名でH組まであったので360名ほどの同期のうち
140名以上が集まりました。
高校時代にはまったく目立った存在でもなかったにもかかわらず、たまたま就いた仕事がこの商売だったために司会を仰せつかります。
しかしラジオという、聴いていなければ存在はゼロという世界の住人のため「だれ?」という中での進行となります。
まぁそれは慣れていることなのでいいのですが、今回は12月のまさに前立腺手術直前のお誘いだったので、3月の自分が想像できず司会役は遠慮していました。
そのため飲みかつ食べ、そして大いに語り合うことができた同期会となった訳です。
会は同期の物故者の名前が読み上げられ1分間の黙とうから始まりました。
私のクラスG組には一人もいなかったのですが、すでに亡くなってしまった同期は14名もいました。
会が始まると「元気だった!?」と久しぶりの再会を喜び合いますが私は「いやそれがさぁ」と前立腺の手術の話をしてPSAの数値に気を付けてなという話になります。
この年になると近況報告は仕事のことと互いの体のことになるのですが「去年かみさんが肺がんで逝っちゃってさぁ」というクラスメイトの告白はショックを受けました。
「今日も洗濯してきたよぉ」と明るく言ってくれますが、辛い経験を今まさに娘さんと乗り越えようとしているのだと思います。
また、親の介護の話も様々ありました。またお元気でも80代半ばの両親が二人で暮らしているけれど、この先を考えると……という切実な悩みもありました。
それから「俺、日本人じゃないんだよね」という衝撃的な話もありました。
この同期は若いころからアメリカで仕事をしてアメリカ国籍を取得していました。
そして二重国籍が許されない日本に対して(罰則がなく、そのまんま二重国籍の人も結構いるのですが)正直にこのことを申告したら日本国籍が無くなったと言っていました。
まったくもって人生様々です。
嬉しかったのは3月4日に日本武道館で行われた「あの素晴らしい歌をもう一度コンサート」に来てくれた同期が3人いたことです。
新聞広告で知ってチケットを購入して奥さんや旦那と武道館に行ったらいきなりお前がステージに登場して驚いたという話でした。
喜んでもらえて何よりです。
140人中3人が来たというのはなかなかの確率ですが、残念なのはラジオを聴いてではないことですが、贅沢を言ってはいけませんね。
そして、ここからは自分の事を思い切り棚に上げて書きますが、60歳の人間があれだけ集まった中に足を踏み入れると一瞬「ウォ!」となる自分がいたことです。
当然ですが私も含めてそこには誰がどう観ても60歳の人々の集団だったのです。そして私もそこになんの違和感もなく存在しているわけです。
日頃はほとんど年下のスタッフと仕事をしています。日常の風景として上は50代で下は20代に囲まれて生活をしています。ゲストを含めると10代半ばなどざらにあることです。
50代と言っても皆若い格好をしていますし、私も比較的そうなのでしょう。となると感覚的に自分も若いスタッフに同化しているような錯覚をしているのですねぇ。
「それはさ、あんたがそう思い込んでるだけなんだよねぇ」と耳元で言われたような気持になりました。
でもね、帰りの電車の中で窓ガラスに写る吊革にぶら下がった己の姿は、まごうことなき還暦おじさんでありましたとさ。
めでたしめでたし。
幹事のみなさん、楽しい時間を本当にありがとうございました!

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