バレンタインデーの翌日を、今年はなかなかの感慨深さを持って迎えそうです。なぜならば前立腺摘出手術からちょうど2か月になるからです。
手術で開けた6か所の傷跡もほとんど目立たなくなってきました。
相変わらず尿漏れパッドは装着していますが、夜寝るときには外せるようになりました。(体を平らにしていると漏れないですなぁ)
1ヵ月前に苦しんだお尻の筋肉の疼痛も多少和らぎ、腕や足のひどいかゆみや舌先の刺すような痛みという手術との因果関係はわかりませんが様々な症状もいつのまにか治まりました。
やれやれという思いで一つ一つの山を越えていたらなんとかここまでたどり着いたという感じです。
先日の土曜日の夕方、尿のコントロールもまぁまぁなのでジムに行ってみることにしました。
術後1か月の検診でお医者さんからは運動を再開してもいいですよと言われていたのですが、ジムの脱衣所で尿漏れパッドを付けたり外したりするのもなんだよなぁということで、すっかり足が遠のいていました。
この2か月の間に体重は2.5~3キロ減ってしまいました。お腹周りは多少すっきりしたものの、筋肉もそれだけ落ちてしまったということです。
とにかく体を慣らすために無理はせず、マシンをゆっくりゆっくり持ち上げたり引っ張ったりしましたが、さすがに腹筋の際には傷口が突っ張る感じがします。
まさか傷口が開いて内臓が飛び出るという心配はありませんが、とにかくゆっくりゆっくりです。
ジム後の風呂場で「あさぼらけ」と「金曜ブラボー。」をちょいちょいお聴きいただいているジム友から「久しぶりですねぇ!その後どうです?」と声をかけられました。
「いやぁ筋肉がすっかり落ちちゃいましたぁ」という会話を交わしながら、怪我をして現場を離れたアスリートが、怪我の治療をしてリハビリをして、そして試合ができる状態まで持っていくことがいかに大変かという話になりました。
大怪我や大病の場合、まず日常生活ができるとこまで回復させることが大変なのに、その後に選手としての体に戻すというのは、想像以上の体力と精神力が必要でしょう。
広島カープの赤松真人選手は2017年に胃がんの手術を受け、今シーズンは2軍の春季キャンプへ初日から参加し、1軍の戦力としてカムバック賞を受賞することが目標というニュースがありました。
ぜひ夢ではなく現実のものにしていただきたいです。ガンサバイバーの端くれとしての切なる願いです!
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