企画が始まりました。
題して「ウルトラヒットの道標(みちしるべ)」といいます。世の中には超が付くほどのヒット曲は綺羅星のごとく存在しますが、その曲を歌った方にインタビューする際は「〇〇のヒット曲でおなじみではありますが、実はそれ以外に……」とか「最近のお話でいう今さら聞けないよなぁという話を、あえてお聞きするというというと……」とどうしてもなりがちなのですね。
私としては「その話はもう何回も聞かれているだろうなぁ」と思いますし「おっ!そんな変化球の質問で来たか!ぬぬっ、おぬしやるな!」と思われたいなどという浅はかな思いから、どうしてもその方の代表曲に関するド真ん中の質問を避けがちなのですねぇ。
で、今回はもう「そもそも話」のオンパレード企画をあえてやってみようということで、それが「ウルトラヒットの道標」と言う訳です。
シリーズでお送りしようと考えていますが、第一回のゲストは布施明さんで曲は「シクラメンのかほり」です。
16日からの放送のためにすでに録音は終了しましたが、「シクラメンのかほり」とネットで検索すると「本当はシクラメンには香りはなかった」とか「この曲のヒットで薄紫のシクラメンが開発された」という情報などはザクザクと出てくるのですが、実際に布施さんにお話を伺うと「あっ!本当はそういうことだったのですかぁ!」という事ばかりでした。
また「シクラメンのかほり」が世に出た1975年当時、デビュー10年目の布施さんはどのような心境でこの曲を受け入れ、そして人生がどのように変化したのかなど、非常に興味深いお話の数々も伺うことができました。
まさに「人にはあえて伺ってみなければわからない様々な事情があるのだなぁ」という私のインタビューする際の心構えの基本を再確認した思いでした。
まぁあれこれ御託を並べてはおりますが、曲のファンの方はもちろん、そうでもないよという方にも楽しんでいただける聴きものになっていると思います。
タイムフリーなども駆使して是非お聴き下さいませ!

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