先週金曜日の18時過ぎ、「あさぼらけ」「金曜ブラボー。」のラジオ二毛作を無事に終えての帰り道。有楽町の交通会館にある「三省堂」に寄ってから帰ろうと歩いていたら、数人の知り合いとばったり。
「これから飲みに行きますけれど、ご一緒しません?」と誘われ
「いやいや」「まあまあ」のやり取りの後「じゃ、一杯だけ」となりました。
人間の長い歴史の中で「じゃ、一杯だけ」と「軽く行きますか?」と言ってそうなった事はただの一度もない!と断言いたします。
結局4時間にわたりああでもないこうでもないと盛り上がり、おまけに次の日はなんだか妙に風が爽やかで11時半まで寝てしまいました。
という話を月曜日のオープニングでしましたが、では交通会館内でばったり出会って誘われたお相手は誰なのかということです。
その人とは昨年交通会館に本社を移した「はせがわ酒店」の長谷川社長と社員のみなさんでした。
交通会館の地下に「はせがわ酒店」が経営している「博多うどん よかよか」という店があり、本格的な腰のないうどんとおいしい汁のうどん屋さんがあります。
そこで社長を囲んで社員のみなさんが皆で一杯やろうという輪に混ぜていただいたわけです。
うどんを食べるスペースの横に壁一面のガラス張りの冷蔵庫が設置してあり、その中にずらりと博物館の展示のように銘酒の数々が並んでいて、このうどん屋さんはなんでこんなに日本酒が充実しているのだろうと思っている人もいるかもしれませんが、お酒屋さん直営なのですね。
さてその長谷川社長が実行委員長を務める「SAKE COMPETITION2017」の表彰式が今日(5日)の午後に行われます。
「金曜ブラボー。」でも中継に行きましたが、全国(海外からも)から集まった453蔵、総出品数1729点の中から世界一おいしい日本酒が全7部門で選ばれます。
お酒を買いに行くと「金賞受賞」というラベルをよく見かけますが、日本酒の品評会はいくつもあって、その多くは上位100本が全部金賞というものであったり、品評会用に仕込んだ相当に特殊な日本酒で競うというものだそうです。
そこで「SAKE COMPETITION」では市販の日本酒で一番おいしい酒を決めようという大会で、今日の審査の結果を聞いて人気が出て購入が一時難しくなることもありますが、ちょっと待てば誰でも飲むことができる日本酒です。
純米大吟醸部門の一位となるとなかなかのお値段になりますが、純米酒部門や純米吟醸部門なら、気楽に楽しめる値段なのがうれしいです。
ちょっと前なら日本酒は淡麗辛口で甘い酒はだめという時代がありましたが「SAKE COMPETITION」ではここ数年、思わずワイングラスで飲みたくなるような上質な甘みのあるお酒が上位を占めましたが、最近では微発泡やほのかな酸味などバラエティーに富んだ日本酒もどんどん出てきています。
日本酒は各県の重要な産業でもあります。県の技官のみなさんが県内の蔵元さんと力を合わせてうまい酒つくりに励んでいます。
審査の結果の発表は各県各蔵元さんのプライドとそして売れ行きに直結する重要な場面でもあります。今日の午後、厳粛な気持ちで表彰の現場を取材したいと思います。

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