19日日曜日に「長く、健康的に生きるために~大腸がん治療とジェネリック医薬品~」というセミナーの司会を務めました。
会場は有楽町マリオン11階の有楽町朝日ホールで、ロビーの窓からは数寄屋橋交差点。

控室からは有楽町駅から東京駅方面を見下ろすことができる場所です。

連休中の天気の良い日曜日の昼下がりに大腸がんの話かぁと、正直思わない訳ではなかったのですが、ゲスト講師内視鏡手術のスペシャリスト、NTT東日本関東病院内視鏡部部長の大圃研先生と抗がん剤のスペシャリスト薬学博士で「がん研究会」有明病院院長補佐薬剤部長の濱敏弘先生、そして望月理恵さんのお友達で大腸がんの経験者のフリーアナウンサー原元美紀さんのお話は伺っておいてよかったという内容満載でした。
詳しいことは3月29日水曜日夜6時から1時間、当日のパネルディスカッションの模様が放送されるので、大腸がんに関心がない方も40代以上であればラジコタイムフリーなどでも是非お聴きいただいたいと思います。
日本人の2人に1人はがんになり(つまりあなたと私がいれば、どちらかはがんになってしまう訳)、大腸がんは女性の死亡の原因の1位。
便潜血検査を受けなさい。しかしそれでも100%発見されるわけではない。
初期段階では自覚症状はほとんどなく、下血があっても痛みはない。
また痔ではないかと思ってしまう。
内視鏡検査の大切さ。
戦後の日本人の食生活の欧米化により大腸がんが増えた。
豚、牛、羊などの赤肉やハム、ベーコン、ソーセージを大量に摂取し続けることは大腸がんになるリスクがある。
内視鏡の手術はがんのステージ0からⅠまでで、それ以降は腹腔鏡手術、開腹手術となる。
等々思いつくままでもこれだけ書き出せます。
2日連続で便の一部を細い棒でなぞり、それを検査薬につけ検査に出すのが便潜血検査です。人間ドッグで経験したかたも多いと思いますが、日本人の成人でこの検査を受けている人は20%ほどで、欧米に比べると非常に少ないのが現状です。
が!有楽町朝日ホールに連休中に集まって下さった方々はほぼ検査を受けていて、その意識の高さに大圃先生も驚いていました。
私の番組をお聴きいただいたり、このブログを読んでいただいたのも何かのご縁です。あの時、大腸がんの専門家の話を聞いておいてよかったなぁとなるかもしれません。是非29日の放送をお聴きください。

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