新聞などの映画評を読んで足を運んでみたのが「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」という幼稚園児たちが主人公のドイツ映画です。
思った以上につっこみどころ満載のハチャメチャ映画でしたが、大人たちがよしとする常識っておかしくないかという思いだけで突っ走る子どもたちによって、村は大騒動になります。
4歳ぐらいの演技未経験の子どもたちが、ほとんど撮影されているという意識のないなか、どのように演出をつけていったのだろうと思ってしまいました。
ちなみに私が3歳~4歳の頃の写真。
笑ってやってください。
後に写っている大阪ナンバーの車は我が家のものではありません……
私が子どものころの1960年代に観たアメリカの「ちびっこギャング」というTVドラマシリーズも思い出しましたが、あの子どもたちはもっとこまっしゃくれていたようにも思います。
「ちびっこギャング」は、子どもたちが大人をぎゃふんといわせたり、大人のまねごとをしてみたりという物語で、空き地に穴を掘って秘密基地をつくってその中で意味もなくみんなで隠れて遊んでいた私にとって、お気に入りのドラマの一つでした。
そんな私が、小学2年の誕生祝いに父の知り合いからプレゼントされたのが「だれも知らない小さな国」「豆つぶほどの小さな犬」「星からおちた小さな人」というコロボックル3部作という本で、以後何度も読み返すことになるお気に入りの本になりました。
アイヌの言葉で「蕗の下の小さな人」という意味といわれる、身長3センチほどの小さな人「コロボックル」と、子どもたちの交流と、人間が使う様々な道具で、後に新聞まで発行してしまうコロボックルたちの創意工夫の物語は、秘密基地のワクワク感に通じる何とも言えない魅力があったのです。
ですからいまだにトレッキングなどで野山に入った際、周りに誰もいなくなったりすると「葉っぱの陰から出てきてもいいんだよぉ」なんてことをふとつぶやいたりするのは、我ながら子どもの頃と変わらないなぁと思ってしまいます。
私の子どものころから今にいたるまで多大なる影響を与えて下さった「コロボックル物語」の原作者で児童文学作家の佐藤さとるさんが9日に88歳で亡くなられました。
シリーズ累計300万部を超えた中の一人の読者として、心よりご冥福をお祈りいたします。
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