前回は「バスタ新宿」について書くつもりが、私的新宿駅南口ヒストリーになってしまいました。
「バスタ新宿」てっきりバスターミナルの略語だと思っていましたが、「バス」と「タクシー」が合わさった言葉なのですね。リスナーの皆さんからメールで教えていただきました。
そうなんです3階部分がタクシー専用の乗降場になっているのです。
周辺道路の混雑の緩和が目的ということです。これについてタクシードライバーの方からメールが来ました。
「新宿駅南口まで行ってください」と言われた場合、これまでは甲州街道で駅まで行って改札前で降りてもらうことができましたが、今は「バスタ新宿」の3階まで上がらなくてはなりません。その分メーターがカチャリと上がると(古い表現ですが)「なんだよぉ」と思うお客さんもいるでしょうとありました。(多くのドライバーさんはバスタに入った瞬間にメータを切るかもしれませんが)
また南口周辺ではお客さんを乗せることもできなくなったので、駅を出て甲州街道で手を挙げても停まることが出来ないので、決して乗車拒否ではないことを知っていただきたいですともありました。
調べてみると新宿4丁目交差点から西新宿1丁目までの500mの区間では駐停車禁止なのでタクシーも一般車も乗り降りが出来ないそうです。

これが周辺道路の混雑の緩和という意味だったのですね。
また今朝はバス会社の方からもメールが「バスタ」関連でメールが届きました。かつてはツアーバスと路線高速バスが区別されていましたが、今はすべてが乗り合いバスのカテゴリーになり、この二つが「バスタ」に乗り入れるのでキャパをすでに超えているそうです。
すると発着時間が過密かつ深夜まで発車が及びます。とうぜん発車時間も厳密になり、今までのように列車の遅れなどで利用者が来なくても待ってはもらえない可能性があると指摘されました。

また「バスタ」発は本便1台のみなので、連休などで増発便が出てもバスタ以外(これまでのバス停?)からの発車になるので客は混乱する可能性があるそうです。
まだあります。前に書いた通り発車が過密なためその時間に入線させるために早めに「バスタ」周辺に到着し路駐待機することになります。またバス停が19か所に散在していた時は路駐待機も分散していましたが、これからは時間の読める場所に集中することも考えられるとメールにありました。

いやはや利便性と渋滞の緩和を考えてよかれと思い15年の歳月をかけて作った施設ですが、現場の方々の声を聞くと、本当に都市計画とか交通行政というものの難しさを実感します。
とはいえこれらの問題も現場の方々の知恵と努力で何とか乗り越えて行くのでありましょうか。
私に出来ることは新宿駅南口周辺でタクシーに乗り降りするにはとにかく「バスタ」でね!ということと、バスに乗る際は早め早めにね!とお伝えすることになります。

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