宇崎竜童さんは2月23日に70歳になりました。あのダウンタウンブギウギバンドの、あのサングラスにツナギに胸には「竜」の字の竜童さんが70歳です。
早生まれの竜童さんの同級生はタモリさんにセルジオ越後さん、ニールヤングにベット・ミドラーにマギー司郎さんと多士済々。
そんな宇崎さんが土曜日曜と70thバースデーライブを日本橋三井ホールで開催しました。プロデューサーは阿木耀子さんです。
名ばかりのプロデューサーではなく、阿木さんは選曲はもちろん、リハーサルでも細かく指示を出していました。時には宇崎さんを恫喝してでも(阿木さんの言葉によるとですが)宇崎さんの気持ちを盛り上げながらライブ当日を迎えました。
ニッポン放送主催ということもあり、私は1部と2部の間の休憩時間の抽選会の司会と、ライブの前後に会場に流れる宇崎さんと阿木さんの対談の進行役も務めました。
これもみんな阿木さんのアイデアです。抽選をするのは初日が津川雅彦さんと田辺信弘静岡市長で二日目が岩下志麻さんと佐藤友美さんという豪華な方々。
プレゼントは宇崎さん自らがペインティングした(素敵なデザインです)ジャケット16着です。このほかに宇崎さん直筆の毛筆によるサイン付のLPサイズのパンフレットが来場者全員に配られました。

宇崎さんは何週間もかけて、歌詞を覚える合間にサインとペインティングをしたそうですがこれも阿木さんのアイデアです。
そしてライブは30曲に迫ろうかという楽曲をシャウトし、おしゃべりでも会場を沸かせました。

お客さんの予想を超えるおもてなしをすることがエンターテインメントの真髄であると聞いたことがありますが、この夜がまさにそうだったのでした。
二日間のライブ後に宇崎さんの誕生パーティーが開催され、ここでも宇崎さん阿木さんは各テーブルを回って話し込み笑いあい盛り上がり夜は更けていくのでありました。

70歳、現役であり続けることがいかに大変なことで、そしてまた素敵な事であるかを知った夜でもありました。

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