上柳昌彦 ラジオの人

2016.02.23

なんてこった!

月に何度か、午前中に母を車で迎えに行って病院へ行っています。行動もゆっくりになっている母ですから、自宅を出て車に行くまでや車の乗り降りなど時間がかかります。

診察をしていただき薬局で薬を出してもらいまた母の家に送り届けてから自宅に車を置きに帰るとそれだけで結構時間がかかります。

車内ではとりとめのない話をします。「梅が満開だねぇ」と言うと
「あれは河津桜ねぇ」と教えてくれたり「今年は平成27年だよねぇ」という私に「なに言ってるの28年でしょ」と言ってもくれます。

もはやどちらが年寄りだかわからない状態です……

「オトパラ!」の松本さんは朝、左の爪を切り終えたところで何かを思い出し、その何かをし終えた後に右の爪を切り忘れたまま会社に来てしまったと嘆いていました。

爪を切り忘れたことも、何かが何であったかを思い出せないこともすごいなぁと思うのですが、会社で仕事仲間のデスクを開けて爪切りを拝借して右の爪を切ったことにも驚きました。

他人の爪切りがどこにあるかを知っていることも、他人の爪切りを使ってしまうことも、さすが松本さんともう脱毛、いや脱帽です。

人のことをあれこれ言っているだけではフェアではないので私のことも一つ。

朝6時からの番組を担当している時に、起きて会社に来て新聞を読んで打ち合わせをして、さぁ本番だとトイレに行って用を足して手を洗おうと腕まくりをしたら、左腕に腕時計を2本装着している自分に気が付きました。

わたし、トイレで「ギョエッ!」と声を出して驚きました。そして自分が壊れてしまったのではないかと怖くなってしまいました。

寝ぼけていたとはいえ、あれは自分自身が信じられなくなったショッキングな出来事でありました。

今日は幸いなことに一本しか装着していませんでした。えへん!ちなみにこの時計は父の形見です。父が社会人になった時に私の祖父から送られたものだそう。
息子にこれはいつか君に譲るからなと言っていますが、彼は一切関心をしめしません……