12日金曜日の夜、「金曜ブラボー。」の生放送後につらつらとこのようなブログを書きました。
株式の世界では申年は「申年騒ぐ」と言われていて、株が乱高下するのですとう話を昨年末に記事で読んで、そんなこと言われても時代が違うものなぁと思っていましたが、今年はこのグローバル化が進む時代でもまさしく「申年騒ぐ」であります。
もう騒ぎ過ぎで株式も政界も世界情勢も芸能界も事件も事故も、今年に入って何がどの順番に起こったのか、もはや定かではありません。
将来的に2016年の1月から2月にかけて起こったことを時系列に並べなさいという中学受験の問題になりそうです。
そんな中私は、まるで猫が猫じゃらしに飛びつくようにその日々のニュースに飛びついております。ニュースをただただ消費している状況です。
とは言え当事者の方々にとっては決して過ぎ去った出来事ではなく、今もそしてこの先も辛さ悲しさが続いていることでしょう。
そのような時に思うのは、かつて取材をさせていただいた横田滋さん横田早紀江さんご夫妻や東日本大震災で被害に遭われた方々の事です。
何も終わっていないのに、何も進展していないのに、あなた方はもう私たちのことは忘れてしまったのですかと責められても仕方がありません。
いや、それだっていつも思っている訳ではない私なのですが……
と、ここまでを金曜の夜に書いたのですが、明けて土曜日、朝から北朝鮮が核実験と長距離弾道ミサイル発射に対し日本が独自制裁を決めた報復として「拉致調査を中止」というニュースが駆け巡りました。
さもそもこれまでもまともな調査を行うわけでもなく、交渉のカードの一つとしか拉致問題を見ていないことに激しい憤りを感じます。
そしてこの件に関してインタビューを受ける横田早紀江さんの受けた悲しみと怒りを思うと心が痛みます。どうかお体だけはお大事にと思うのみであります。

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