上柳昌彦 ラジオの人

2016.01.22

古書展

松屋銀座で「銀座 古書の市」があることを「オトパラ!」でお世話になっている書評家で古本ライターの岡崎武士さんに教えていただいたので足を運んでみました。

もう32回も開催されている訳ですから、私が入社3年目から続いていたのですが、勉強不足でまったく知りませんでした。

8階のイベントフロアーにちょうど良い広さ古書のお店が出展されていました。あまりに広いと限られた時間でどこをどう見ればいいのか呆然としてしまいますからねぇ

古書と言ってもジャンルは様々でいわゆる古本から漫画本、江戸時代の古文書、掛け軸などを扱う店もありました。

こんなものをと思ったのが大量の色紙です。一筆お願いいたしますと頼まれてサラサラッと書いたであろう色紙が大量に売られていました。有名無名の作家、文化人、落語家などの名前が添えられています。値段は数千円から数万円です。

箱の中に新聞の連載小説を切り抜いて綴じたものも売られています。
昭和38年に朝日新聞で連載された海音寺潮五郎の「西郷隆盛」は1500円でした。こうなるともはや高いのか安いのかわかりません。

そんな中で私が購入したのは「さてみなさん聞いて下さい 浜村淳ラジオ話芸」という2003年に出版された本です。この本を読んでラジオとは何かを勉強させていただきたいと考えております。