#10【最終回】過去最高賞金金額は？板橋ザンギエフ選手に話を伺いました！

毎週火曜日19:45からお送りする、UCC上島珈琲が提供する「歌広場淳のeSports café」。

この番組では、UCCが協賛しているプロeスポーツチーム「DetonatioN Gaming」の所属選手をゲストに迎え、eスポーツの魅力について語っていきます！

パーソナリティは、大の格闘ゲーム好き！ゴールデンボンバー・歌広場淳が担当します。

歌広場淳と板橋ザンギエフ選手

先週に引き続いてのゲストは…

歌広場淳も何度もお会いしています。

早稲田大学理工学部出身の38歳。頭脳派プレーヤーとして、数々の「ストリートファイター」の大会で優勝経験のある、「板ザン」さんこと板橋ザンギエフ選手です！

歌広場淳：板ザンさんとは「DetonatioN Gaming」にも協賛している、UCCのコーヒーを飲みながらお送りしています。先週のプロになるまでのお話に続いて、今週はまずこのテーマで、お話を伺います！

プロへの道

歌広場淳：早稲田大学理工学部出身で、受験期はゲームをしなかったものの、キャンパスライフはゲーム一色だったと言う板ザンさん。学生時代からプロゲーマーの道は意識されていましたか？

板橋ザンギエフ選手:全く考えていませんでした。当時はゲームの大会の数が少なく、たとえその大会に優勝したとしても、賞金がもらえるということはありませんでした。

歌広場淳：プロの道が選択肢としてあるなと感じたのは、いつ頃のことか覚えていらっしゃいますか？

板橋ザンギエフ選手:僕は今、「ストリートファイターⅤ」というタイトルをやっているのですが、このゲームでしっかりと結果を出すことができれば可能性があるのではないかと感じました。賞金という観点でもそうですし、ゲーマーとしてのチャンスが広がっていく状況を見て、プロゲーマー1本でやっても良いのではないかと思いました。

以前は仕事をしながらゲーム活動をしていたのですが、「DetonatioN Gaming」に所属するタイミングで大きく舵を切り、格闘ゲーム1本でやっていく決意をしました。

歌広場淳：時代の流れによって少しずつ変化していったということですね。大学卒業後はどんなお仕事をされていたのですか？

板橋ザンギエフ選手:エンジニアの仕事をやっていたのですが、結構忙しかったです。忙しい中でも海外の大会などに参加し、できる限りゲーム活動の時間を捻出し、ゲーム活動と仕事の両立を目指していた時期がありました。

プロとして

歌広場淳：プロになられて何年になりますか？

板橋ザンギエフ選手:「DetonatioN Gaming」に所属して4年ほどになります。

歌広場淳：その4年間の中で1番高い賞金額はどのくらいでしょうか？

板橋ザンギエフ選手:「Capcom Cup 2018」で準優勝したのですが、その時の賞金は600万円ほどでした。

歌広場淳：600万円！eSportsはスポーツという捉え方ができるので、年齢が一つの大きな要素になるのかと思います。当番組に僕よりも年齢が上の方がいらっしゃる機会があまりなかったので是非ともお伺いしたいのですが、年齢によって衰えを感じたり、ゲームに対する取り組み方が変わることはありますか？

板橋ザンギエフ選手:一見、反射神経などが大切だと思うことがあるかもしれませんが、意外に経験値、精神力やアドリブ力といったものが問われます。そういった観点では、長年ゲームをやっているゲーマーの方が、むしろ有利なのではないかと思います。

歌広場淳：体力面での変化はいかがですか？昔は夜通しできたのに、といったことはありませんか？

歌広場淳：体を動かすスポーツもされていましたしね！一般的なスポーツ選手と比べて、練習する時間に制限が少ないといいますか、頑張れば頑張るほど活躍できる可能性が広がるのが、eSportsのプロ選手だと思っています。板ザンさんがご活躍され続けることで、僕もずっとゲームをやっていく力をいただけます。これからも応援しています！

板橋ザンギエフ選手：僕もできる限り頑張っていきたいと思っています！

歌広場淳：プロを目指している方々にメッセージをお願いします！

板橋ザンギエフ選手：何よりもゲームを楽しんでもらいたいなと思います。その上で、このゲームで思いっきり突き抜けてみようかなという方がいれば、プロを目指すのも良いのではないかと思います。

歌広場淳：ありがとうございます！

今年の1月からお送りしてきましたこの番組も今回が最終回となります。色々なコーヒーが飲めて、色んな選手のお話が聞けて、大変楽しい3ヶ月間でした。

この番組を機に、ｅスポーツに興味を持って頂いた方は、是非毎月第１土曜日放送の僕がコメンテーターを務める、「AKIのオールナイトニッポンZERO～ｅスポーツスペシャル」をお聴きください。3ヶ月間ありがとうございました！