今回は、映画監督の西川美和監督がスタジオにお越しくださいました。

西川美和監督の最新作映画「わたしの知らない子どもたち」は
10月16日公開となっています。
今作は戦争で家族を失い、少年として生きることを選んだ12歳の少女と、
戦後に苦悩する女性教師の姿を描いた人間ドラマ。
西川美和監督の前作の映画「すばらしき世界」の原案となった小説「身分帳」に描かれていた
戦争孤児の姿からインスピレーションを受けて、今作の映画が作られたそうです。
戦争をテーマとした今作を見て鶴瓶さんは
「やっぱり誰かが戦争の映画を作り続けることは必要やと思うんですよね」
とその思いを語ります。
それを受けて西川美和監督は
「でも自分が戦争映画を作れるとは思っていなくて。
(映画の)タイトル通り“知らない”じゃないですか。
知らない時代の戦争のことを、知っているふりをして描くおこがましさは
ずっと感じていたんですよね」
とその思いを明かします。
鶴瓶さん:「知らんいうても、一生懸命研究したらそれがわかって。
えらいことやなって、よりわかるじゃないですか。やっぱり映画監督って、
誰かがこういうなんやってかないとね」
西川美和監督:「そうなんですよね。だから自分が調べていくと、
こういうのも伝えた方がいいなとだんだんなっていく。
最初から伝えたい事があったというよりも、
考える時間を持つ事で伝える事がわかっていったっていう…」

西川美和監督は、戦争をテーマにした映画作品を作る理由のひとつとして、
「私がこの6年間で調べたことと同じことを、
全部の人が時間を割いて本を読んだりできないから、
それを私が映画にしてみなさんにまた違う映画とか違う本を読むきっかけを
作れるんだったらいいなぁと思いました」とお話しくださいました。
さらに、西川美和監督はご自身の作品が
あまり“ご家族でご覧ください”と言えるものが無いと感じているそうで、
今作は子どもにも見てもらえるような作品を…という目標も掲げながら作ったとか。
ちなみに鶴瓶さんが主演の「ディア・ドクター」は
西川美和監督の中でも珍しいくらいご家族におすすめできる作品だそうです。

番組ではほかにも、
子役キャストや製作陣も含めて一緒に戦争について一緒に勉強した日々のお話や、
現場の子どもたちのケアや当時を知らないキャストたちがスクリーンで
どうやって当時を生きた人間に見えるように工夫ができるか、
西川美和監督の助監督時代のお話など、
盛りだくさんでお送りいたしました。
<8月9日にお届けしました曲>
戦争を知らない子供たち/ジローズ
比叡おろし/小林啓子
翼をください/赤い鳥
エンディングテーマ曲は「日曜日の夕方フレンド / 堀尾和孝」です。
「日曜日のそれ」では、みなさんからいただいたメール&ハガキを読まれた方に
鶴瓶師匠が歌う「姉ちゃんへ」のCDをプレゼントしています。
ラジオ、テレビ、落語、ライブ、旅、海外と忙しい鶴瓶師匠です。
ぜひどこかで見かけた時は、その様子をメールまたはおハガキに書いて
送ってくださいね。
★メールの方は、tsurube@1242.com
★おハガキの方は、〒100-8439 ニッポン放送 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ係
どんなことでもいいので、メール、おハガキをお待ちしています。
また、この番組はポッド・キャスティングで聴くことが出来ます。
毎週火曜日に更新されます。
詳しくはニッポン放送のホームページをご覧ください。

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