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2024.07.25

特殊詐欺の入り口、闇バイトの現状について、ノンフィクション作家・犯罪社会学者の廣末登さんにインタビュー

◎闇バイトへの勧誘手口は?

「勧誘の手口はいくつかありますが、XなどSNS上で「即金」「高額バイト」など、楽してお金が稼げるような書き込みで勧誘されます。最近では、ポップアップの広告で募集したりと、巧妙になっています。他には友人・知人の誘いなども闇バイト加入のきっかけになります。

16歳、17歳など未成年は、特殊詐欺側からすると、ありがたい。捕まっても大丈夫だろうという思惑が合致します。例えば、最初に大麻の使用や売り子から入って、徐々に「儲かる」「稼げる」と言って、特殊詐欺に誘導するケースがあります。以前は、準暴力団は半グレと言われていましたが、闇バイトの末端を含めて、匿名流動型犯罪グループ=トクリュウと呼ばれています。」

 

◎巻き込まれてしまった場合にはどうしたらいいか

「まず「楽してお金をもらえない」ということを認識する。スマホで完結するバイトなどでも、せめてその会社を調べてほしい。「~だけ」など抽象的な表現は要注意・報酬が高いのはあきらかに怪しいです。

勇気を持って抜ける必要があります。未成年の場合は地域の「少年サポートセンター」があるのでそこに提案します。成人は警察相談ダイアル#9110に電話してください。」

 

このほか、詳しい内容については番組Podcastでお聴きください。

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