特殊詐欺撲滅キャンペーン

  • TOP
  • ブログ一覧
  • 特殊詐欺の中で最近最も多い、サポート詐欺とは?
2024.07.23

特殊詐欺の中で最近最も多い、サポート詐欺とは?

セキュリティ対策ソフト『ウイルスバスター』シリーズなどの開発・販売をおこなう「トレンドマイクロ株式会社」でインタビューを行いました。

 

◎サポート詐欺とは?

「突然、ウイルス感染したかのようなニセの警告画面を表示させて、不安をあおって、ニセのサポート窓口に電話をかけさせて「サポート料金」の名目でお金をだまし取し取ろうとする手口のことです。」

◎日本の国内からサポート詐欺のサイトにアクセスした数は?

「2023年の1年間で900万件以上。これはウイルスバスタークラウドで検出してブロックした数で、実際にはそれ以上と考えられます。」

◎具体的な手口は?

「大きく3つのステップ「誘導段階」「捜査段階」「搾取段階」という形で進んでいきます。」

■誘導段階
不正広告などを使って、被害者を偽の警告画面を表示するサイトに誘導。 サイトに遷移すると、警告画面が目立つ形で表示され、大きな音で焦らせる。そして、このサポート窓口の電話番号が表示されて、被害者が焦って電話をかけてしまうという流れに。

■操作段階
ニセのオペレーターとやり取りをしている中で、遠隔操作ソフトのインストールを案内されるなど。インストールすると、犯罪者による捜査が始まります。

■搾取段階
PCの復旧や、サポートなどを名目に金銭を要求され、個人情報を盗むという段階に入ります。セキュリティ警告表示された場合は、サポート詐欺を疑って、警告内容をまずは無視して、「ブラウザを閉じる」ことが重要。

 

このほか、詳しい内容については番組Podcastでお聴きください。

ホームページTOPに戻る

最新トピックス