ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2026.06.21

サンデー早起キネマ『サヨナラの引力』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

6/21の3本目は、韓国で動員260万人を突破!口コミで広がり『私の頭の中の消しゴム』超えの大ヒットを記録した心揺さぶるラブストーリー
『サヨナラの引力』

2024年夏、台風が接近する大雨のベトナム・ホーチミンから始まる物語。ウノは、ソウル行きの飛行機で思いがけない人と再会します。20代に初めて愛した女性ジョンウォンでした。
それは、2008年の夏。ソウル発の長距離バスで、故郷に向かう二人が出逢った日も大雨でした。ゲーム作家を夢見るウノと、建築家に憧れるジョンウォン。夢と不安を抱えた都会の日々の中で友達として支え合ううちに、深く愛し合うようになる二人。しかし、若さゆえに抗えない現実の厳しさから、別れを選ぶしかありませんでした。
あれから10年以上が経って、別々の人生を歩んでいた二人が運命の再会。あの頃の思い出を振り返る中で、ウノはずっと胸の奥にしまっていた問いをジョンウォンに投げかけるのです。「もしもあの時…」

ウノを演じるのは、ドラマ「D.P. −脱走兵追跡官−」で大ブレイクしたク・ギョファン。不器用で誠実なウノを、リアルで繊細な演技で体現しています。
ジョンウォンには、その圧倒的な美貌を活かしたドラマ「女神降臨」で人気に火がついたムン・ガヨン。繊細で深みのある演技で、ジョンウォンの成長と葛藤を表現しました。
なんと、恋愛映画の主人公を演じるのは、二人とも初めてです。

メガホンを取ったのは、『82年生まれ、キム・ジヨン』で鮮烈なデビューを飾ったキム・ドヨン監督。
未来の別れを疑わずに愛し合った過去パートをカラーで、再会後のパートをモノクロで描く仕掛けが、感動と驚きに満ちたカタルシスへと導きます。
実は、色の仕掛けはそれだけじゃないんです。そうだったのか!と気づき、心が震えました。

過ぎ去った日の愛とノスタルジーを呼び起こすだけでなく、サヨナラの先にある希望も描かれた物語。
なんだかとっても切なくて泣けました。誰にでも「あの時」がありますよね。日々の生活の中ですっかり忘れていた思いが…良いことも悪いことも浮かび上がってきました。
絶対に戻れない、でも確かに存在した時代…胸をギュッと鷲づかみされるようなノスタルジックな気分になりました。
いくつもの選択を重ねてきた大人のあなたにこそ、ご覧頂きたい作品です。

『サヨナラの引力』
7月3日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

公式サイト:映画『サヨナラの引力』|2026年7月3日(金)全国公開
監督:キム・ドヨン 
出演:ク・ギョファン、ムン・ガヨン、シン・ジョングン、イ・サンヨプ
2025年/韓国/韓国語・英語/115分/ユニビジウム/5.1ch/カラー・モノクロ/原題:만약에 우리/英題:ONCE WE WERE US/字幕翻訳:福留友⼦
提供:KDDI
配給:⽇活/KDDI
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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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