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2026.04.05

サンデー早起キネマ『1975年のケルン・コンサート』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

4/5の3本目は、世界一売れたジャズ・ソロ・アルバムを誕生させたのは18歳の女の子?!嘘みたいな実話!
『1975年のケルン・コンサート』

世界で最も売れたジャズ・ソロ・アルバム…それは、ジャズピアニスト キース・ジャレットの『ザ・ケルン・コンサート』。
1975年1月24日、ドイツのケルン歌劇場で後に“伝説”と呼ばれるコンサートが開かれました。その夜、キースはソロでピアノの即興演奏をし、その録音は名門ジャズ・レーベルECMから発売。400万枚以上を売り上げ、いまも、史上最も売れたジャズ・ソロ・アルバムです。
しかし、そんな伝説のコンサートは、大混乱の中で生まれたのです。

ケルンの女子高生ヴェラは、音楽大好き!夜な夜なジャズクラブに通っていましたが、厳格な歯科医の父親は娘の生き方に大反対!
そんな中、ひょんなことからドイツにやってくるミュージシャンたちのツアーをブッキングすることになったヴェラ。仲間たちの協力と、持ち前のバイタリティで仕事が軌道に乗り、業界でも名前が知られるようになっていきます。
そして1974年、ベルリンのジャズ・フェスティバルで、初めて、アメリカの天才ピアニスト キース・ジャレットの演奏を聴いた彼女は、衝撃を受け、キースのケルン公演の開催を決意!
退学や借金など、いくつもの困難を乗り越えてやっとの思いで当日を迎えたものの、会場のケルン歌劇場で待っていたのは、キースがオーダーしたピアノではなく、小型のリハーサル用のピアノだったのです。
もちろん、キースは演奏を拒否。開演時間が迫り絶体絶命のヴェラ!さあ、どうする?

キース・ジャレットの名盤は、こんなに大変なすったもんだの末に出来上がったのかと、感慨深かったです。
父親との葛藤に始まり、次から次へと舞い込む困難を一つずつ吹き飛ばしていくヴェラの情熱と行動力がすごいんです。
一途に向う見ずに駆け抜ける姿にスカッとしました。本当にずっと走っているのです。好きという気持ちが人を走らせるのですね。頑張れ!ヴェラ!気が付けば私も拳を握りしめていました。

ヴェラや架空のジャズ記者が私たちに話しかけ、ジャズの歴史と進化を紐解き、いかにキース・ジャレットが天才なのか教えてくれる演出も楽しいですよ。

『1975年のケルン・コンサート』
4月10日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA、アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー

公式サイト:「 1975年のケルン・コンサート 」公式サイト 4.10(金)全国公開
監督:イド・フルーク
製作:ソル・ボンディ 
エクゼクティブ・プロデューサー:オーレン・ムーヴァーマン
出演:マラ・エムデ、ジョン・マガロ、マイケル・チャーナス、アレクサンダー・シェアー
2025年/ドイツ、ポーランド、ベルギー/ドイツ語・英語/116分/カラー/1:85:1/5.1ch 原題:KÖLN 75
字幕翻訳:石田泰子 字幕監修:ピーター・バラカン
配給:ザジフィルムズ
ⒸWolfgang Ennenbach / One Two Films

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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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