ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

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2025.03.30

サンデー早起キネマ『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
3/30は、「胸の奥の想いはなくならない」と信じられる3本をご紹介。

3本目は、現代のカルチャーアイコン“ファレル・ウィリアムス”の人生、初の映画化!孤独な音楽少年が世界的ヒットメーカーになるまでの旅路
『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』

ファレル・ウィリアムスといえば、「ハッピー」や「ゲット・ラッキー」を始めヒット曲を次々と放ち、現在までに全世界の音楽ストリーミング再生数の合計は、なんと100億回に達しています。過去13のグラミー賞に輝き、アカデミー賞やグローブ賞、さらにはエミー賞にもノミネートされています。
一方で、自身のファッションブランドを立ち上げ、ルイ・ヴィトンのクリエイティブ・ディレクターを務めるなど、音楽界はもちろんポップカルチャー界で最も革新的な存在です。
そんな飛ぶ鳥を落とす勢いのファレル・ウィリアムス。
この作品は、70年代バージニアビーチで生まれた貧しく孤独な音楽少年が、一歩ずつ前進しながら世界的ヒットメーカーになるまでの旅路を描いています。

これまで拒んできた自身の半生を描く作品を受け入れたのは、“好きなようにやっていい”と確約をとったから。
ファレルは言います。「撮影はするが、その映像は使わず音声だけを使いたい。映像は全編、レゴ®ブロックのアニメーションにする」
そんなわけで、この作品、全編レゴ・アニメーションなのです!幼い頃から音を聴くと鮮やかな色が見えたというファレルの世界を表現するにはピッタリでした。

この楽しいカラフルな世界に寄り添ってくれたのが、映画『バックコーラスの歌姫たち』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞に輝いたモーガン・ネヴィル監督でした。
豪華スーパースターたちがファレルの魅力を語るドキュメンタリーにして、彼の数々のヒット曲にあふれたジュークボックス・ミュージカルを作り上げたのです。

幼い頃から人と違うことで苦労してきたファレルが、理解してくれる人々に出会い、これまでになかった独自の音楽を一つ一つ生み出していく様子に、「ああ、ピース・バイ・ピースってこういうことなのだ」とまさしくレゴのピースがカチッとハマったように腑に落ちました。
そして、私たちも、ひとつひとつピースを積み重ねていけば夢を叶えることができるのではないかとカラフルなレゴのように目の前がパッと明るくなるのです。

『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』
4月4日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

公式サイト:映画『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』公式サイト
2024|アメリカ|93分|シネマスコープ|原題:Piece by Piece|字幕翻訳:風間綾平|字幕監修:高橋芳朗|G
配給:パルコ ユニバーサル映画
© 2024 FOCUS FEATURES LLC

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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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