おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
1/19は、人間のいろんな面を描き出すヒューマンドラマ3本をご紹介。
1本目は、号泣必至!無名の町医者は、未曾有の疫病から日本をどのように救ったのか?知られざる愛と感動の実話
『雪の花 ―ともに在りて―』

原作は、記録文学や歴史文学の書き手、吉村昭氏が1988年に発表した小説「雪の花」。
メガホンをとったのは、黒澤明監督の遺作脚本『雨あがる』で監督デビューした後も、一貫して人間の美しい在り方を描いてきた小泉堯史監督です。
映画の題材を選ぶ基準の一つが、「その人物に会ってみたいかどうか」だという監督が、今回選んだのは、実在した町医者・笠原良策。どんな人だったのでしょうか?

時は江戸時代末期。死に至る病として恐れられていた疱瘡(天然痘)が猛威を振るい、多くの人命を奪っていました。
福井藩の町医者で漢方医の笠原良策は、患者を救いたくても何もすることができない自分に無力感を抱いていました。自らを責め、落ち込む良策を、妻の千穂は明るく励まし続けます。
どうにかして人々を救う方法を見つけようとする良策は、千穂に背中を押され、京都の蘭方医・日野鼎哉の教えを請うことに。
鼎哉の塾で疱瘡の治療法を探し求めていたある日、異国では種痘(予防接種)という方法があると知りますが、そのためには「種痘の苗」を海外から取り寄せる必要があり、幕府の許可も必要です。
実現は極めて困難ですが、絶対に諦めない良策の志はやがて、藩、そして幕府をも巻き込んでいくのです……。

主人公の笠原良策役には、松坂桃李さん。これほどピッタリの方はいらっしゃいません!病に苦しむ人々を助けたいという一点の曇りもない使命感に燃える人物をひたむきに力強く演じ切りました。
良策の妻・千穂役には芳根京子さん。いつもニコニコ、周りを明るく照らす太陽のような存在でありながら、意外な一面も持つ人物をとってもチャーミングに演じました。とにかく素敵なご夫婦でした。
良策を導く蘭方医・日野鼎哉役に、名実ともに日本を代表する世界的俳優・役所広司さん。 名を求めず利を求めず、清らかな心で医学を全うしようという精神が役所さんにこれまたピッタリです。

種痘(予防接種)という方法を見つけてからも、次から次へと困難が襲いかかりますが、良策は諦めません!それは、妻の千穂を始め、鼎哉や町医者たち、友人、地元の人など、周りの人たちが支えてくれるから。
魅力的な登場人物たちの存在や、美しい日本の四季、自然豊かな風景が、日本人に生まれてよかったと思わせてくれます。
途中、大泣きポイントが何箇所もあります。ぜひ、タオルハンカチとティッシュをお忘れなく!
涙の雨が降った心に爽やかな虹がかかること間違いなし!虹の向こうにはきっと希望が見えますよ。

『雪の花 ―ともに在りて―』
2025年1月24日(金)全国公開
公式サイト:映画『雪の花 ―ともに在りて―』
監督:小泉堯史
脚本:齋藤雄仁 小泉堯史
音楽:加古 隆
原作:吉村昭「雪の花」(新潮文庫刊)
出演:松坂桃李
芳根京子 三浦貴大 宇野祥平 沖原一生 坂東龍汰 三木理紗子 新井美羽
串田和美 矢島健一 渡辺哲 / 益岡徹 山本學 吉岡秀隆 / 役所広司
配給:松竹
©2025映画「雪の花」製作委員会

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