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2/18は、人と人が紡ぐ絆に感動する3本をご紹介。

2本目は、アメリカ兵士とアフガン人通訳の国境を越えた熱く固い絆。
実話を基にアフガニスタン問題の裏側に迫る衝撃の感動作
『コヴェナント/約束の救出』

『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が初めて挑む壮大な社会派ヒューマンサスペンス。

2018年のアフガニスタン。
タリバンの武器や爆発物の隠し場所を探す部隊を率いる米軍のジョン・キンリー曹長は、アフガン人通訳として非常に優秀ですが、簡単には人の指図を受けないアーメッドを雇います。通訳には報酬としてアメリカへの移住ビザが約束されていました。
部隊は爆発物製造工場を突き止めますが、タリバンの司令官に大量の兵を送り込まれ、キンリーとアーメッド以外は全員殺されてしまいます。
アーメッドは、銃弾を受け瀕死の状態のキンリーを手押し車に乗せ、険しい山の中をひたすら100キロも進み続け、遂にアメリカ兵と遭遇することができました。助かった…やがて回復したキンリーは妻子の待つアメリカへ帰ります。
しかし、当然、アメリカに来るはずのアーメッドと家族の渡米が叶わないばかりか、タリバンに命を狙われ行方不明だと知って愕然とします。
アーメッドを助けるため、アフガニスタンへ戻ることを決心するキンリー。血眼になってアーメッドを探すタリバンから彼を救い出すことができるのでしょうか？

渇いた山肌と土埃の街の中で、次々と湧いて出てくるような大量のタリバン兵の攻撃に、もうドキドキハラハラ！ギューッと拳を握りしめ過ぎて腕が痛くなってしまいました。
命を助けてくれたアーメッドを、今度は自分が助けるためにアフガニスタンに戻るキンリー。自分もタリバンから狙われているというのに…。
ガイ・リッチー監督は「アフガニスタンに関して様々な話を聞いていたが、どれも恐ろしいと同時に感動的だった。こんなに過酷な環境の中でも、まだ人情が残っていて、それが他の人たちに対して差し伸べられるということがね」と話しています。

タリバンが政権を掌握してから、300人以上の通訳が殺され、1000人以上が隠れているといいます。
これは、今もつづいていることなんですよね。
そんな恐ろしいことが起きている中も、助けてくれた人に恩義を感じ、強い信念をもって行動できる人がいる！人としてどんなに美しく素晴らしいことか、この作品が教えてくれます。

『コヴェナント/約束の救出』
2月23日（金・祝）TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー

公式サイト：映画『コヴェナント／約束の救出』公式サイト – 2024年2月23日公開 (grtc-movie.jp)
監督・脚本・製作：ガイ・リッチー
出演：ジェイク・ギレンホール、ダール・サリム、アントニー・スター、アレクサンダー・ルドウィグ、ボビー・スコフィールド、エミリー・ビーチャム、ジョニー・リー・ミラー
2022 年／アメリカ／英語／123 分／カラー／スコープ／原題：GUY RITCHIE’S THE COVENANT COVENANT／字幕翻訳：松崎広幸／G
配給：キノフィルムズ
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