ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

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2023.06.11

サンデー早起キネマ『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
6/11は、生き生きとした躍動感にワクワク元気をもらえる作品を3本ご紹介。

2本目は、水彩画のような美しい映像とハッピーな音楽で綴る「プチ・ニコラ」誕生秘話を描くフランスのアニメーション
『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』

わぉ!っと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フランスで50年以上愛され続け、世界30カ国以上で翻訳されている児童書「プチ・ニコラ」。
いたずら好きの小学生プチ・ニコラとクラスメイト達の愉快な毎日を描いたクスっと笑えるお話です。
イラストレーターのジャン=ジャック・サンぺと小説家ルネ・ゴシニが2人で生み出しました。

親子関係に恵まれず過酷な子供時代を過ごしたサンぺと、楽しい幼少期を過ごすも少年時代に親族をホロコーストで失ったゴシニ。
クリエーターとして不遇の時期を経て出逢った二人は、自分たちが理想とするプチ・ニコラの世界で、叶わなかった子供時代の幸せを追体験していくのです。
自分たちが生み出したキャラクター・ニコラへの愛情が詰まったお話は、なんと222話!
この作品は、『プチ・ニコラ』誕生の秘話と、原作者たちの喪失と創造の人生にプチ・ニコラの物語を交えて描く、子供時代へのノスタルジーと創作の喜びに満ちた物語です。

1955年パリの街並みを望む小さなアトリエ。イラストレーターのサンペと作家のゴシニは、いたずら好きの男の子のキャラクター、ニコラに命を吹き込んでいました。
大好きなママのおやつ、学校での友達との喧嘩、先生お手上げの臨海学校の大騒ぎ…。
プチ・ニコラの心踊らせる世界を作りながら、激動の人生を想う2人。
ニコラの存在は、そんな彼らの友情を永遠のものにしていくのですが… 。

実話に基づくサンぺとゴシニの人生の物語や創作時の逸話、そして、彼らが作ったプチ・二コラのお話が随所に挿入されたこの作品。
映画が始まった早々、音楽好き!って思いました。
そして、水彩画のような美しい絵。ペンでサラッと描くシンプルなタッチなのに、凄く生き生き躍動感があるんです。フランスらしい優しいオシャレな色使いもきれい!
思わず笑顔がこぼれるプチ二コラの愉快な毎日は、2人の理想の世界…私たちも一緒にその世界で遊んでみませんか?きっと幸せが胸いっぱいに広がります。

『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』
6月9日(金)新宿武蔵野館、ユーロスペース他全国順次公開

公式サイト:映画『プチ・二コラ パリがくれた幸せ』公式サイト (petit-nicolas.jp)
原作:ルネ・ゴシニ、ジャン=ジャック・サンペ 
監督:アマンディーヌ・フルドン、バンジャマン・マスブル
出演者:アラン・シャバ、ローラン・ラフィット、シモン・ファリ他
原題:Le Petit Nicolas – Qu’est-ce qu’on attend pour être heureux?/フランス/2022/仏語/ビスタ/5.1Ch/86分/字幕翻訳:古田由紀子/原作:「プチ・ニコラ」(世界文化社刊)/映倫:G
配給:オープンセサミ、フルモテルモ
© 2022 Onyx Films – Bidibul Productions – Rectangle Productions – Chapter 2

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    • ひろたみゆ紀
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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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