ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2023.05.21

サンデー早起キネマ『THE WITCH/魔女 ―増殖―』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”
5/21は、まったくタイプの違う作品を3本ご紹介。

2本目は、韓国のバトルロイヤルアクション
『THE WITCH/魔女 ―増殖―』

お?と思った方もいらっしゃるかもしれません。そう!パク・フンジョン監督作品、韓国で大ヒットした2018年の映画『THE WITCH/魔女』の続編です。
前作は、ドラマ「梨泰院クラス」や「その年、私たちは」で今をときめくキム・ダミの初主演作。多くの映画祭で新人賞を総なめにし、“怪物新人”と呼ばれました。
この続編でも、“怪物新人”が誕生!1400人以上のオーディションを勝ち抜き、主役の魔女を射止めた期待の新星シン・シア。すごいですよ!

さあ、その物語の舞台は、美しい島、韓国・済州島です。
島にある秘密研究所・アークが何者かに襲撃され、むごたらしい殺戮の中で1人の少女が生き残ります。その少女は、遺伝子操作によって超人的な“アサシン”を養成する〈魔女プロジェクト〉の実験体だったのです。
生まれて初めて研究所の外に出た少女は、偶然出くわした心優しい牧場主の女性ギョンヒとその弟デギルの下に身を寄せ、今まで全くなかった人間らしい感情が少しずつ芽生えていきます。
しかし並外れたスーパーパワーを秘めた少女を危険視した〈魔女プロジェクト〉の創始者ペク総括は、彼女を抹殺しようと凄腕の女性工作員チョ・ヒョンを差し向けます。
時を同じくして、秘密研究所・アークを壊滅させた上海の超能力者集団“土偶”と、地元の犯罪組織も牧場に押し寄せ、ミステリアスな少女との壮絶なバトルの火蓋が切られます。

四つ巴の戦い、クライマックスは、済州島の花火大会の夜。激烈な銃撃戦、爆破、肉弾戦!超人的なキャラクターがダイナミックに宙を舞い、殺気に満ちた攻防を繰り広げる斬新なアクションにドキドキハラハラが止まりません。
新人のシン・シアは、子どものような純粋さと破壊的な力を併せ持つ、危険で繊細な精神を見事に表現しました。まさしく怪物新人です。
他にも、パク・ウンビンやイ・ジョンソク、キム・ダミも再登場!

既に世界124か国で配給が決定されているなど、全世界から熱い視線が注がれているこの作品。前作をご覧になっていなくても、大丈夫です。ただ、これを見たら前作も見たくなることは間違いありません。
可憐な少女が殺人兵器に豹変!謎が謎を呼ぶストーリー展開と最先端のVFXで飛躍的にスケールアップしたスペクタクルに圧倒されるサイキック・アクション大作、是非大スクリーンでご覧ください。

『THE WITCH/魔女 ―増殖―』
5/26(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

公式サイト:ark-thewitch.com
脚本/監督︓パク・フンジョン『新しき世界』
出演︓シン・シア パク・ウンビン「ウ・ヨンウ弁護⼠は天才肌」 ソ・ウンス『キングメーカー ⼤統領を作った男』 ソン・ユビン『神と共に 第⼀章︓罪と罰』  チン・グ「太陽の末裔」 チョ・ミンス『嘆きのピエタ』 イ・ジョンソク「ビッグマウス」 キム・ダミ「梨泰院クラス」
2022年/韓国/138分/5.1ch/シネスコ/字幕翻訳︓福留友⼦/提供︓ツイン、Hulu/配給︓ツイン 
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      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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