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お風呂場のカビとり、使っちゃいけないものは?

 

さて、寒暖の差が激しい日が続いておりますが寒さはまだまだ続きます・・・そんな寒い日のお風呂・・・お湯につかるだけでなぜか「ほっと」しますよね。ですが、ちょっと見てみると意外にお風呂場にカビがある!なんてことありますよね。今回はそんな「カビに関するお悩み」についてライオン株式会社のリビングケアマイスター吉井和美さんに答えていただきます!

Q:tapiokakunさんのお悩み ‏

『気がつくとお風呂場に黒い点々が。。。
我が家はもとともと湿気が篭りやすい作りなのでカビやすく困っています』

A:ライオン株式会社 リビングケアマイスター 吉井 和美さんの回答

『カビが増殖する良い条件は、「温度(20~30℃)」「湿度(70%RH以上)」「栄養」の3つが揃うこと。つまりどれかひとつでも除けば、ある程度は増殖を抑えられることになります。湿度や温度のコントロールが難しいのであれば、まずはカビの栄養を絶つことを意識してみてはいかがでしょうか。カビの栄養になるのは人間から出る皮脂や垢などで、体を洗う際に飛び散ったり、湯船からあがる湯気にのったりして壁や床に付着しています。浴室用洗剤を使って壁や床、排水口の周辺などを掃除しましょう。少なくとも毎日の入浴後には、お湯のシャワーで汚れをしっかり流しておきましょう。浴室内を効率よく換気するには空気の流れを作ることが重要です。
窓を開けるときは左右にすき間を作るなど、空気の出入り口を2箇所以上作りましょう。換気扇を使用する場合は、浴室のドアについている空気の吸入口が汚れでふさがっていないことが大切です。ドア周りでホコリが溜まっているところがないかをチェックし、汚れていたら掃除をしましょう。

詳しくは、こちらも参考にしてください!
 
https://lidea.today/articles/204

Q:りお*さんからのお悩み

『子供がいるから見えないカビこそ怖いなー…。暖かくなる前に撃退しなきゃ!』

A:ライオン株式会社 リビングケアマイスター 吉井 和美さんの回答

『まさしく、りお*さんがおっしゃる通りで、実はカビは1年中生息しているのですが、冬は気温が低いためカビは黒く色づくことができず、「目に見えないカビ」となっています。梅雨ころになって気温が25℃くらいまで上がると、目に見えなかったカビにスイッチが入ったように一気に黒く色づいてきます。梅雨になると急にカビが生えると思っている方は多いと思いますが、実は見えなかっただけで、カビはずっと「生えていた」のです。ですから、冬も油断は禁物。カビは原因菌のうちに除菌して、生える前に防ぎましょう。また、継続して防カビ用のくん煙剤で除菌しておけば梅雨時も「黒カビ」に悩まされることはなく、カビのない快適な浴室を維持できるでしょう。

こちらも参考にしてください!
https://lidea.today/articles/616
https://lidea.today/articles/906

Q:まるこめ ‏さんからのお悩み

『育児を言い訳に掃除が行き届いていないから、
あちらこちらに黒カビさんが…(´・_・`)ちゃんとしなきゃ!』

A:ライオン株式会社 リビングケアマイスター 吉井 和美さんの回答

『育児をしながら黒カビ掃除をするのはなかなか大変なことですよね。カビ取り掃除はとても手間のかかる作業ですから、黒カビを見つけてもついつい先延ばしにしてしまう人も多いでしょう。そんな時間がない人におすすめの方法があります。見つけた黒カビをそのままにしてしまうと、タイルの目地やパッキンの奥にまで侵入し、カビ取り剤でも落としにくい状態にまでなってしまうことがあります。すぐにカビ取り掃除ができないときは、防カビ用のくん煙剤を使って浴室全体を除菌してしまうとよいでしょう。カビ汚れは黒いままですが、一旦はそれ以上広がるのを止めることができます。黒い色の汚れが気になるならば、時間があるときにゆっくりカビ取り剤を使って白くすればいいですね。

詳しくはこちらも・・・!

https://lidea.today/articles/205

Q:たま ‏@ZCejSu7ozd9xJJg

『使った後は水で流したり、こまめに換気 しても、いつの間にか、赤や黒カビが発生します。
恥ずかしいです。ゴムパッキンの間とかも黒い線ができたりしてしょんぼり。
床も黒くなりやすいです。白さ長持ちするいい方法はないですか

A:ライオン株式会社 リビングケアマイスター 吉井 和美さんの回答

『掃除をしてもすぐにカビが生えるのは、浴室に「見えないカビの原因菌」が存在しているためだと思います。カビの原因菌ははじめは目に見えないのですが、徐々に成長して黒く見えるようになり、やがて胞子(植物でいうと種のようなもの)をばらまき、次の世代のカビを作るというサイクルで増殖しています。つまりこの増殖サイクルを止めないと、カビ取り掃除とのエンドレスな戦いが続くことになります。増殖サイクルを止めるには、「見えない原因菌」のうちに除菌することをおすすめします。防カビ用のくん煙剤を使って定期的(2ヶ月に1回程度)に除菌をすることで黒カビのない浴室をキープできるでしょう。効果的な使い方については以下を参考にしてください。

詳しくはこちらです!
   
 https://lidea.today/articles/205

Q:Nちゃんからのお悩み

『お風呂のカビなどとーっても気になるので使わなくなった歯ブラシなどで
擦ってますが、少し経つとすぐにカビが(;ω;)
暖かくなると黒カビさん増えそうだな〜』

A:ライオン株式会社 リビングケアマイスター 吉井 和美さんの回答

『とても熱心に掃除されているご様子ですが、歯ブラシでこするという掃除方法がちょっと気になりました。浴室のカビ掃除に限ったことではないのですが、実は、ブラシやスポンジの硬い面などでタイルの目地や浴槽や壁の表面、つなぎ目の接着剤などの柔らかい材質のものをこすると、気づかぬうちに細かな傷をつけてしまっている可能性があるのです。その細かな傷にはカビや汚れが入り込みやすく、一度入り込むと今度は落としにくい厄介な汚れになってしまいます。こするのは最小限にしましょう。また、掃除をしてもすぐにカビが生えるのは、浴室に「見えないカビの原因菌」が存在しているためだと思います。原因菌は目に見えないのですが、成長すると黒く見えるようになります。「見えない原因菌」のうちに防カビ用のくん煙剤で除菌することで、黒カビの発生を防ぐことができるでしょう。

こちらも参考にしてください!

https://lidea.today/articles/205

 

 

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