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放送時間 : 毎週火曜日 21:00~21:30

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歯磨きの時、ブラシはどの角度?

Q: 美津子 さんの「歯茎」に関するお悩み・・・

「夏を過ぎた頃から、歯ブラシをしますと
歯ブラシに鮮明な血が付いてきます。
歯茎を触ってみると腫れている様な気がします。」

A: ライオン株式会社 オーラルケアマイスター
                 平野 正徳さんからの回答

「歯茎から血が出るのは歯周病のサインです。
まずは歯科医院で診てもらうことをオススメします。

ここでは、ご家庭での歯周病ケアの方法についてお話します。
歯周病の原因は歯と歯茎の境目の溝、
すなわち歯周ポケットにたまった歯垢なので、
毎日の歯磨きで、この歯垢をしっかり落とすことが
ケアの基本になります。
ハブラシの毛先を歯と歯茎の境目に45度の角度であて、
軽い力で小刻みに磨くのがポイントです。
歯茎から血が出ているときは、
「やわらかめ」の毛の歯ブラシが良いでしょう。
ブラシ面がドーム型に設計されたハブラシなら、
中央の毛が歯周ポケットの奥まで入って汚れをかき出し、
同時に外側の毛が歯茎にあたって歯茎をマッサージできます。
歯と歯の間には歯間ブラシを使って下さい。
歯茎にやさしいゴムタイプの歯間ブラシなら安心して
お使いいただけます。
また、市販の歯槽膿漏薬をあわせてお使いいただくと
より効果的です。
歯周病は静止期と活動期を繰り返して進行していきます。
症状が治まっても安心せず、毎日のケアを継続して下さい。」

Lidea関連記事:
https://lidea.today/articles/743″

 

Q: 早苗さんからの「歯ぐき」に関する質問です

「歯の掃除には、歯間ブラシがいいと聞きますが。
サイズの調整が、難しいように思います。
しかも、使っているうちに、どんどん、歯茎が、
下がっていくように思いますが、気のせいでしようか?
歯間ブラシの使い方、難しいです。」

 

A: ライオン株式会社 オーラルケアマイスター
               平野 正徳さんからの回答

「歯間ブラシには様々なサイズがありますが、
使用する部位に合わせた「サイズ選び」が大切です。
初めて使用する際は、小さいサイズから試してください。
歯間に無理なく挿入でき、
きつく感じない程度のサイズを選びましょう。

ハンドルの「形状」も大きく分けて「L字型」と
「I字型」の2種類があります。
掃除のしにくい奥歯の歯間もしっかりケアできる
「L字型」の歯間ブラシがおすすめです。

歯間ブラシは鉛筆のように持ち、
歯茎を傷つけないよう注意しながら歯と歯の間に挿入し、
歯と歯茎の境目に沿わせて2、3回動かして歯垢を落とします。
奥歯は外側だけでなく、内側からも清掃すると、より効果的です。
Lideaでは歯間ブラシの選び方と使い方を動画で説明しているので
是非ご覧下さい。(↓①②)

また、炎症が治まり腫れていた歯茎が引き締まると、
歯ぐきがやせたように感じることがありますが、
気になるようでしたら、歯科医院で相談して下さい。

Lidea関連記事:

https://lidea.today/articles/534
https://lidea.today/articles/533

 

Q: mirakuruさんの「歯&歯ぐき」に関するお悩みです

「歯&歯ぐき」の悩みが多すぎて困っています!
私の歯に合うハブラシが見つかりません!
いつも血みどろ状態です!助けてください!」

A: ライオン株式会社 オーラルケアマイスター
                  平野 正徳さんの回答

「歯茎から血が出るのは歯周病のサインです。
歯茎からの出血が激しいようなら、
すぐに歯科医院で診てもらうことをオススメします。

ここでは、歯茎から血が出ているときの一般的な
ハブラシの選び方と使い方を紹介します。

歯ブラシは、「やわらかめ」の毛の歯ブラシを使いましょう。
ハブラシの毛先を歯と歯茎の境目に45度の角度であて、
軽い力で小刻みにやさしく丁寧に磨くのがポイントです。
歯周病は静止期と活動期を繰り返して進行していきます。
症状が治まっても安心せず、毎日のケアを継続して下さい。」

Lidea関連記事:
https://lidea.today/articles/858

 

 

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