3月10日のゲストは、前回に引き続き帝人ソレイユ株式会社取締役社長補佐の鈴木崇之さんでした

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【スタッフMの番組報告】

前回から引き続きのゲスト、帝人ソレイユ株式会社取締役社長補佐の鈴木崇之さん。障がい者雇用の特例子会社として会社設立から5年が経ちますが、数ある事業の中で主力事業である「胡蝶蘭の栽培」について、今回はいろいろ教えていただきました。

左:帝人ソレイユ株式会社取締役社長補佐 鈴木崇之さん

胡蝶蘭といえば、お祝いの高級贈答花の定番ですよね。その栽培、販売において、帝人ソレイユでは多くの障がい者の方が活躍しているんです。まず、栽培では胡蝶蘭を支える支柱の制作から水やり、お花の向きの補正など
チェック項目も多岐に渡る中で、担う作業量も膨大なんです。でも、それらを彼らは特性をいかしながら根気強くやっていくそうです。本当にすごいです。
また、受注作業でも伝承や立札の会社名や名前の間違いなどに瞬時に気づける能力にも長けた方々が活躍しているんだとか。

適材適所、という言葉を使えば簡単ですが、障がいのある方がその能力をいかんなく発揮して、輝いていく職場づくりのためにジョブコーチをつけたり、受け入れる鈴木さんたちの工夫の数々もお見事でした。

障がいのある方にとって、働きたくても場所を見つけられない、という方は多いと思います。帝人ソレイユでは
特別支援学校などとも連携しながら、彼らの可能性を見出していこうと取り組んでいます。

鈴木さんもおっしゃっていました「農業は、自分の作った野菜、お花、そういったものが実際に商品となってお客さんのもとに届く、やりがいや成果を感じやすい、そういう意味で農福連携には大きな可能性がこれからもある」
という言葉が、とても力強かったです。

Joy at work 帝人ソレイユが掲げている目標。多様性が当たり前に認められる今の社会で、誰も働く楽しさを知ることができるようになっていけばいいな・・・と感じました。

鈴木さん2週に渡って、ありがとうございました!

帝人ソレイユ株式会社HP
https://teijin-soleil.co.jp/

次回もお楽しみに!!!