【スタッフMの番組報告】
先日、昔のドラマが放送されていた中のワンシーンで「人生70年ていうじゃない・・・」というセリフがありました。そうなんですよね、いまや「人生100年時代」が当たり前ですが、30年ほど前には30年も平均寿命は短かったというわけで・・・。ちょっと元気のないニッポンも、こうした元気なシニア世代の活躍で活気ある社会になっていけばいいですよね!
今回のゲストは、そんな活気に満ちたシニア世代の活躍する団体、一般社団法人ディレクトフォース代表理事の織田文雄さんでした。

左:一般社団法人ディレクトフォース代表理事 織田文雄さん
長い間、企業のエンジニアや顧問などの要職についていた方々が、現役を退いたあとも、その知見や人脈をいまの現役世代に還元しようと活動する、一般社団法人ディレクトフォース。会員数は600人弱で、平均年齢は73歳。最年長者は94歳と言いますから、その活躍の幅に脱帽です。
企業への支援では、販路拡大のノウハウやコンサルなど先輩ビジネスマンから超貴重な経営アドバイスが指南され、教育支援では、小学校での理科の出前授業や中高へのキャリア教育など多岐に渡ります。
小学校への出前授業も、なかなか難しい理科、科学の世界の入口を、プロの技術者の方々がわかりやすい解説を交えながら、目の前で仕組みを解説してくれるわけですから、子どもたちの好奇心にも火がつきますよね!
「科学を知っているプロの大人」という目線が、学校の先生や子どもたちを成長させてくれるというこの活動は、
理科離れや、教員不足になやむ学校現場に新たな道を開いてくれているんだなと感じました。
お話くださった織田さんも、スタジオに見学に来ていた事務局の方々もみなさん本当にいきいきとされていて、
ビジネス界でつちかったものを、後世に伝えていく使命感と高揚感に満ち溢れていました。
「あの頃はよかった・・・」とただ振り返っているのではなく、築いてきたそれぞれのモノをいろんな形で、
若者や子どもたちに未来の財産として残していく活動って、本当に素晴らしい!
リタイア後、何をしようか迷っている方も、ちょっとお父さん、おじいちゃん元気がないんだよな…と感じている
お子さん、お孫さんも、ディレクトフォースのHPを是非一度ご覧になって、第二の人生の扉を開いてみるのも
いいかもしれませんよ!
一般社団法人ディレクトフォース HP
https://directforce.net/
次回の放送もお楽しみにー!
番組をもう一度お聞きになりたい方は、以下のポッドキャストステーションからどうぞ!
https://podcast.1242.com/show/abe/