【スタッフMの番組報告】
2025年最初の放送も無事に終わりました。みなさま、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2025年最初のゲストは、一般社団法人オルスタ代表理事の太田旭さんでした。

左:一般社団法人オルスタ代表理事 太田旭さん
太田さんは「国際栄養士」として活躍されていますが、この国際栄養士、聞き馴染みはない方も多いと思います。
放送でも太田さんがおっしゃっていましたが、そうした名前の正式な資格があるわけではなく、WHOのガイドラインや方針に従い、それぞれの国の法律に基づいて業務を行う栄養士のことを指すそうです。
太田さんは高校生のときのキューバ留学が転機となり、幸せの多様性を感じ、栄養失調で苦しむ子どもたちの笑顔のために何かできないかと考え、栄養士の道を志したそうです。そこから青年海外協力隊でグアテマラヘア渡り、
栄養士としてさまざまな活動を現在も継続しています。
とにかく太田さんは明るくてポジティブ!
栄養士と一言で言っても、訪れる国の文化や衛生状況などで、求められるスキルも変わってきます。そうした要望にも瞬時に対応して、みんなが明るく元気に暮らせるために何が必要かを一緒に考えていく、そんなお仕事を日々されていることが、よくわかりました。
どんなに栄養士がいいレシピを考案しようとも、開発途上国では電気の供給が安定しなくて冷蔵庫が機能せず、食品が腐っていたり、カビが生えたり…ということはよくあることのようで…。そういうことから、新たな食品衛生法の基準を考えるお手伝いも、太田さんはしたそうです。
本当に食のプロとして、多岐に渡るお仕事をされているんです!
生きるために、「食」は必要不可欠なもの。
でも、文化や生活環境の違いでその大切な「食」が満足いくものとして提供されない地域は世界にたくさんあります。
水道をひねればおいしい水が出て、冷蔵庫をあければ新鮮な食べ物が手に入る、我々日本人が、いかに恵まれた環境にいるのかも痛感するお話ばかりでした。
太田さんの益々のご活躍、期待しております!
一般社団法人オルスタHP
https://allsta.jp/
太田さんの著書「異文化に身を置くすべての人へ」も絶賛発売中です!詳しくはHPで!
次回の放送もお楽しみに!