10月28日のゲストは、大分高専足踏みミシンボランティア部 岩本光弘先生と高野日彩(ひいろ)部長でした

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【スタッフMの番組報告】

前回に引き続き、今回も大分県大分市にある大分工業高等専門学校(通称;大分高専)の足踏みミシンボランティア部から岩本光弘先生と、今回はさらに部長の高野日彩(ひいろ)さんにお越しいただきました。

左前:大分高専足踏みミシンボランティア部 高野日彩部長 左後ろ:岩本光弘先生

まず、高野さんがスタジオに来てビックリしたのが、20歳とは思えない落ち着きとしっかりした考え方。
都市環境工学科の5年生ということで、土木の勉強などもしているそうです。海外に行って多くの貧困に苦しむ人たちの助けになりたいと、学科での勉強以外にこの「足踏みミシンボランティア部」の課外活動にも励んでいるんです。息子と同い年ということもあり、もはや、お母さん目線で、その志の高さに感動してしまいました。

ミシンの修理の難しさもさることながら、それを慣れない地で英語を使って指導するのは、さぞかし大変かと思いますが、高野さんは「フィリピンのお母さんたちはみんな優しいし、子どもたちも積極的なので、楽しい!」と笑顔で語ってくれました。いやー、実に頼もしい!!!

とはいえ、物価高な昨今、現地への渡航費は学生の自己負担。高野さんはじめ部員の多くはアルバイトでその費用を捻出しています。
高野さんも塾の先生をしているとか…。ここでも誰かに教えているとは、もしかしたら「教える」ことが好きなのかもしれないですね…。
岩本先生も、こうした学生たちの頑張りには頭が下がるとおっしゃっていましたが、本当にそうですね。

若者への嘆きばかりが目に付く日本ですが、この大分高専足踏みミシンボランティア部の活動を聞くと、まだまだ日本の若者もすごいぞ!と誇らしい気持ちになりました。
2週に渡って貴重なお話、岩本先生、高野さん本当にありがとうございました!
興味を持った方は、ぜひHPをご覧ください!

大分高専足踏みミシンボランティア部HP
https://www.oita-ct.ac.jp/2024/05/22/20240520_sewing-machine_cf/