【スタッフMの番組報告】
前回からのゲスト、認定NPO法人AfriMedico代表理事の町井恵理さんは、薬剤師の資格を持ちながら、アフリカのタンザニアで日本の置き薬のシステムを導入して活動しています。
みなさんのご家庭にも「薬箱」というものは、なんらかの形で存在していると思います。私たち日本人には当たり前のように揃えらえるものでも、貧困に苦しむ地域の人達にとっては、いざという時にこんなに助かるものはないですよね…。小さな心がけ、小さな思いやりが世界のどこかで大きな愛に変わっていく、町井さんのお話からそんな
気持ちになりました…。

左:認定NPO法人AfriMedico代表理事 町井恵理さん
タンザニアでの置き薬事業のほかに、「医療事業」にも力を入れているAfriMedico。
その一つとして、現地の子どもたちが病気になった時に助けになるもの、食べたいもの、ほしいもの、などを
絵の具で描いて、BANSOKO(絆創膏)のデザインをして、ネットで販売するという事業も展開。
アフリメディコ つなぐ として、多くの方に支持されているそうです。
絵の具を触ったことのない現地の子どもたちが目をキラキラ輝かせながら、バナナやマンゴーのイラストを描いて
それが、絆創膏になるなんて、素敵なアイデアですよね。。。
できあがったものを手にしたタンザニアの子どもたちも、それを手にした日本の子どもたちもハッピーな気持ちになれる、そんなすてきなものでした。
(写真で2人が手にしているのが、BANSOKOです!)
町井さんもおっしゃっていましたが、アフリカというととても遠い国で、現地で何が起こっているのかに、日々、私たち日本人が思いを寄せることはなかなか少ない、でも、濁った川の水を飲む生活では下痢は当たり前、出産は
命の危険と常に隣り合わせ、そうした現実をもっと多くの日本の人達に知ってほしい…。
安心、安全に生きるために、世界では多くのテクノロジーが進んでいます。この知見が世界中どの国でも使われて
健康寿命が伸び続ける社会であってほしいなと、今回の収録で切に願いました。
町井さんありがとうございました。
認定NPO法人AfriMedico HP
https://afrimedico.org/
次回もお楽しみにー!!!