【スタッフMの番組報告】
パリオリンピックの日本代表の激闘に連日寝不足だった方もいるかもしれませんが、私ももれなく、その一人で、先週くらいまで、日中、ずーっとボーっとしておりました(笑)
競技にもよりますが、中には、数分、数秒で勝敗の決着がつくものもあり、それでも、選手が費やしてきた時間は、その何万倍。スポーツをやっている人もやってない人も、スポーツを好きな人も嫌いな人もいて、オリンピックの捉え方も人それぞれ。でも、ひとつのことに人生の時間の多くを懸けて生きていくことができること、それは
間違いなく素晴らしいことだな、と改めて感じた時間でした。
さて、今回番組にゲストでお越しいただいた方も、たくさんの悲しいこと、辛いことを自分のパワーに変えて、それこそ人生のすべてを、活動に注いでいる素敵な方でした!
認定NPO法人キープ・ママ・スマイリング理事長の光原ゆきさんが今回のゲスト!

左:認定NPO法人キープ・ママ・スマイリング理事長 光原ゆきさん
キープママスマイリングは、長期入院をしているお子さんに付きそうご家族のサポートをしている団体です。
小児病棟では多くの親御さんがお子さんのケアのために、面会だけでなく、時には泊まり込んで看護師さんの役割に近いこともしているんです。食事も睡眠も十分とは言えない中、お父さん、お母さんは我が子のために頑張る日々が続くわけです。
光原さんは、ご自身がお子さんの長期入院を計6つの病院でされた経験から、付添い家族の食事や睡眠の改善に向けて活動することを決めたそうです。
子どもが病気になったり、ケガをしたりすると、親は本当に心身ともに削られていくものです。でも、一番つらいの患者である「子ども」と、腹をくくって親は付き添うしかない、これまではそうだったことを、光原さんは
付き添う家族が元気でいなきゃ!という強い思いから、アクションを起こしたんです。すごいです。。。
キープママスマイリングは、付添い家族に暖かい食事の提供をしていますが、そのときも、スタッフの方にお渡しして、ご家族には直接渡さない「笠地蔵の精神」で続けているとか。
ご家族がそれを食べて少しでもホッとして笑顔になってくれればいい、その想い、ほんとにすごいです。
ニュースでご存知の方もいるかもしれませんが、6月からは診療報酬の改定で、こうしたこどもの付き添い家族の
負担が軽くなるように見直されました。こうした行政の動きにも、光原さんたちの調査・アンケート結果の提示が大きく関わっていたんです。
とにかく、光原さんは収録中、終始、笑顔。
そこから繰り出す、「ひとりじゃないよ、みなさん!」という言葉は、きっと多くのリスナーの方にも届いたと思います。
家族が笑顔でいることが、病気と闘う子どもには一番の励ましになるはずです。
キープママスマイリングの活動がこれからも、多くの闘病中のおこさんやそのご家族を笑顔にしていきますように…。
認定NPO法人キープ・ママ・スマイリングHP
https://momsmile.jp/