7月1日のゲストは、NPO法人アクションポート横浜 代表理事の高城(たかじょう)芳之さんでした

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【スタッフMの番組報告】

このブログでたびたび登場させてしまっております愚息ですが…。先日20歳を迎えまして…。
成人年齢は18歳になりましたが、成人式は日本ではいまだ20歳の年にやるのが現状なので、やはり20歳というのは親にも子にも響きが重いです(笑)
全く成人の片鱗のないだらしない愚息ですが、周囲の大学の仲間の話などを聞くと、我々の20歳の頃よりだいぶ
真面目で、社会課題への意識が高いように思います。

ボランティア活動に励む子、クラウドファンディングで資金を募って活動をする子、そういった話を聞く機会は
とても多いです。ネットの普及で、日本だけではなく、世界で起こっている事象に目や耳が向けやすくなった時代。SNSの悪い側面ばかりが取りあげられがちですが、デジタルを味方につけて社会のために若者ならではの
感性と行動力で動いている話を聞くと、多くの世代が元気づけられますよね!

今回のゲストはそうした、社会のためになにか行動したいという若者と、人手不足に悩む地域のNPOをつなぐ
活動をしている団体、NPO法人アクションポート横浜代表理事の高城芳之さんをお迎えしました。

左:NPO法人アクションポート横浜 代表理事の高城芳之さん

横浜にはたくさんの大学があり、また昔からNPOの数も多く、若者がNPOで活躍するには絶好の場所というわけです。大学で講師も勤める高城さんは、身近に見る学生たちの意識の高さをうまく活かして、「インターン」という形で地域のさまざまなNPOに参加する橋渡しをしているんです。
実習期間は短期で10日、長期で3~6カ月。学生の6割がNPOに定着するなど、学生がNPOを知り、地域の担い手になる市民活動の種まきプログラムと言えます。

現在23の団体が登録していて、子育て支援の団体や国際系の団体などさまざまあるそうです。
学生は自分に合った団体を選び、社会貢献と就業体験のハイブリッドを経験できるというわけです。

しかもこのプログラムは、単位も取得できるそうで、それは学生にとってもありがたいですよね。
単位取得目的で始めた子も、活動に参加するうちに意識がかわってきたり、就職までしちゃうほどのめり込む子も少なくないとか…。素晴らしい経験をしていますよねー。

高城さんは若者が地域に参画することで、地域の柔軟剤になり、協働が進む、とおっしゃていました。

SNSでの発信で、NPOの活動をより多くの方に知ってもらえたり、いわゆる「バズる」という効果をもたらすことも可能になります。こうしたことは、若者だからこそできる強み。地域も若者をうまく利用して、若者もこの経験をうまく利用して、その相互作用が社会に活気を生むことが実感できました!

詳しくは、NPO法人アクションポート横浜HPをぜひごらんください!
https://actionport-yokohama.org/

次回の放送もお楽しみに!