【スタッフMの番組報告】
前回のゲスト、認定NPO法人虹色ダイバーシティ理事の有田伸也さんが今回もゲストでしたが、この収録を通じて
改めて、時代の流れというか、社会が大きく変わっていることを実感いたしました。
というのも、もちろん、最近のメディアやSNSなどのネット上では、多くのLGBTQのタレントさんやインフルエンサーなどが活躍されたり、CMなどでも性の多用性を意識したメッセージが伝えられたり、もはや現代社会においてLGBTQの存在を知らない人はいないであろうと思うほど、認知も意識も格段に上がりました。
しかし、有田さんのお話をうかがって、LGBTQの方々が抱えている苦悩やまだまだ解決していない課題がこの社会には山積みであることを教えられました。
無意識に相手を傷つけてしまう言動を指す、「マイクロアグレッション」やLGBTQの方を支援する人のこと指す
「アライ」という言葉は、前回印象的な言葉でしたよね。
今回もたくさんの気づきがある内容でした…。

右:認定NPO法人虹色ダイバーシティ理事 有田伸也さん
虹色ダイバーシティでは、LGBTQの方にさまざまなアンケートを実施して、そのデータをもとに企業研修などを行ったり、講演をされています。日本では同性同士の婚姻が認められていないので、「パートナーシップ登録制度」という、カップルです、と認定を受けることで社会的配慮が受けやすくなるような制度があります。そうしたカップルに実態を調査することで、LGBTQのカップルの困りごとを明らかにしているそうです。
「アライ」がいり職場で働くLGBTQの方は心理的安全性が高いため、勤続意欲も上がっていく、そういった調査結果も出ているとか。
6月は「プライド月間」と呼ばれ、世界中でLGBTQの権利を啓発するイベントも実施されています。
こうしたイベントで、知らなかった人が新たな知識を得ることはとても大切です。
同じように、この番組を聴いて、初めてこの課題に取り組む大切さに気付いてくださる方がいたら…と願っております。
自分らしい生き方を選択し、認め合う優しい社会の実現に向けて、認定NPO法人虹色ダイバーシティの活動を
これからも応援しています!!!
次回の放送もお楽しみに!
虹色ダイバーシティ HP
https://nijiirodiversity.jp/