2月26日のゲストは、前回に引き続き、株式会社クラダシ代表取締役社長の関藤竜也さんでした。

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【スタッフMの番組報告】

前回に引き続きのゲスト、株式会社クラダシの関藤竜也さんのお話を伺っていて、本当に日本のフードロスの現状を目の当たりにして、「もったいない」という意識の本当の尊さを痛感しています・・・。

今回はクラダシがショッピングサイト以外に取り組んでいる事業について、伺いました。

左:株式会社クラダシ代表取締役社長 関藤竜也さん


クラダシはクリスマスやバレンタインなどの季節商品で廃棄されてしまうものや、流通の慣習である三分の一ルールによってお店に並ぶことがない商品を格安価格でネット販売して、その売り上げの一部を社会貢献支援団体に
寄付するという仕組みを構築した注目の企業。

今回は、去年5月にたまプラーザ駅直結の「たまプラーザテラス」内にオープンした実店舗について詳しく伺いました!

これは、私が実際にたまプラーザの店舗に行ってきたときの写真なのですが、店内は小さいお子さんを連れた親子連れでにぎわっていました。このSDGsを絵で教える試みが、子どもには新鮮でわかりやすいようで、最後にお買い物したあと、金額に応じて、寄付する団体の数が決まるので、レジで渡されたボタンを、自分が支援したい団体の箱に入れるという仕組みも、子どもたちは「ここがいいー」「動物さんがいいー(動物愛護団体に寄付できる)」とか、店内が食育の現場になっていることを肌で感じました。

関藤さんもおっしゃっていましたが、日本人は「本音と建前」が大いにある国民性。もったいないと言いつつ、めんどくさい、まあいいか、が先に立ってフードロスや食育がおざなりになっています。

今日生きるための食べ物にも困っている人がこの地球上にいる現実と、自分たちの暮らす社会で、現実にできることを紐づけて教えていくことは、親としてもとても大切なことですよね。。。(自戒の念を込めて…)

また、クラダシでは地方の農家と学生をつなぐ活動をやっているんだとか。
社会貢献型のインターンシップ「クラダシチャレンジ」は、一次産品の収穫のお手伝いをして、農家の売り上げを向上しつつ、売り上げの一部をクラダシ基金に還元。これにより、未収穫産品の削減と地域社会の新たな発展に寄与する、循環型の経済システムを実現しています。

以前ご出演いただいた「おてつたび」もそうでしたが、学生が旅先で旅以上の価値を見いだせる経験をできることは素晴らしいですよね。
これからどんどん広まっていってほしいです。

クラダシのミッション「日本で一番フードロスを削減する会社」。
確実にこのミッションは達成しつつあると思います。達成したその先に、関藤さんがまた何を目指すのか、
その野望は、またいつかお聴きしたいですね!!!

次回の放送もお楽しみに!

株式会社 クラダシHP
https://kuradashi.jp/