【スタッフMの番組報告】
いきなりですが、ここで問題です（笑）（本当にいきなりですが…）
「敬老の日」は９月の第三日曜日、では、「孫の日」はいつかご存知ですか？
正解は…１０月の第三日曜日（２０２３年は１０月１５日）
即答できた方は、きっと優しいおじいちゃん、おばあちゃんからお孫さんにプレゼントをいただいたり、もしくは
プレゼントされている方かもしれませんね…。
ご存知ない方もまだまだ多いと思われる、「孫の日」。敬老の日は祝日ですが、孫の日はお休みではないので間違えないでくださいね（笑）
実際、私もこの「孫の日」なるもの、おそらく愚息が幼少の頃はなかった記憶ですし、最近できたのでしょうか…。私が認識したのは、たまたまデパートに先月行ったときに、子供服売り場を通ったら、「孫の日にランドセルを！」という大きな看板と遭遇してのことで…。
「ん？孫の日？しかも入学式は４月なのに半年も前のいま、ランドセルを買わせる？？？」と頭の中が？だらけで
通り過ぎました（笑）
この話を友人にすると、「いまはランドセルも高いから、孫のためならいくらでも出すよ、という優しいおじいちゃん、おばあちゃんにランドセルは買ってもらうんだよ。で、頼みやすいように「孫の日」って作っただけよ」
という理論で論破されました。（でも、たしかに前回のゲスト、サンクラッドの馬場さんからもいまのランドセルは高いと聞いたばかりで納得…。）
私の友人の見解の真偽は別として、なぜか非常に説得力はありました。
９月の敬老の日にはお子さんやお孫さんからおじいちゃんおばあちゃんへ、感謝のプレゼント。１０月の孫の日は
おじいちゃんおばあちゃんからお孫さんへ無償の愛のプレゼント。これが令和のスタンダード、といったことなのでしょうか…。
今回の「NGO世界一周！」のゲストはそうしたまだまだ元気に長生きしてほしいシニア世代の方々をいつまでも
美しく、輝かせるために日々活動されている団体、認定ＮＰＯ法人「プラチナ美容塾」理事長の伊藤文子（ふみこ）さんをゲストにお迎えしました。
左：認定NPO法人「プラチナ美容塾」理事長 伊藤文子さん
港区、品川区の高齢者施設で、ハンドケアやネイルケア、メイクアップなどを教える美容ボランティアを育成し、
高齢者のキレイの輪を広げる活動をしているのが、認定NPO法人「プラチナ美容塾」なんです。
伊藤さんはじめスタッフの多くが化粧品会社での勤務経験がある方で、伊藤さんも６０歳を過ぎてからこのNPOを立ち上げたというバイタリティの持ち主なんです、凄いです！
自分のキャリアを定年後どう活かすか考えて、NPO設立にいたるというのは、とても勇気のいる決断だったと思います。
施設を回って活動していると、高齢者の方々がネイルやハンドケアをされて、キレイーと喜んでくださったり、触れ合うぬくもりに涙を流す方もいるとか。
コロナ禍では伊藤さんたちの活動は制限されていたので、いまはなおさらその温かみをみなさん感じるのでしょうね…。
男性にはちょっとわかりにくいかもしれませんが、女性にとってちょっと桜色のようなネイルカラーをつけるだけで、気分が上がったり、リップやチークといったメイクを少しするだけで、鏡を見てさあ、元気にいこう！となるものなんですよねー。たぶん、これはいくつになっても女性はそういう習性が誰にもあるんだと思います。
伊藤さんがエンディングで、「若い頃は上へ上へと上昇志向で川に上る鮭のようにきたけど、社会という海原はもっと広くて楽しくて、それを定年後のNPOでのボランティアの世界で痛感した。人生楽しい！」とい笑顔いっぱいにお話をされていました。
何かと暗い話題の多い今の時代だからこそ、人生１００年時代を生き抜く我々に必要な「いつまでも人生を楽しむ」という姿勢を、伊藤さんに教えられたようなそんな気がしました。
認定ＮＰＯ法人「プラチナ美容塾」について、ご興味持たれた方は詳しくは公式ＨＰをご覧ください。
次回の放送もお楽しみに！
