7月17日(海の日)のゲストは、NPO法人「みんなのコード」代表理事の利根川裕太さんでした

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【スタッフMの番組報告】

先日放送されたSTEAM教育特番を制作していて、ChatGPTの驚異的な進化に、唖然とした私は、色々と独学で
学び直しを始めましたが・・・、どうにも・・・こうにも・・・(阿部さんのようにはいかないです・・・)
大学生の息子の部屋に残された高校の教科書を借りたりしましたが、3行くらいで心が折れるんですよね・・・。

でも、現代の小学生はプログラミング教育が必須科目となっていて、パソコンも使いこなすわけですから、大変だとは思いますが、これから先の時代を生き抜くには小学生の頃からデジタルな環境で課題解決する力が必要なんでしょうね・・・。

今回の「NGO世界一周!」のゲストは、NPO法人「みんなのコード」代表理事の利根川裕太さんをお迎えしました。

右:NPO法人「みんなのコード」代表理事 利根川裕太さん



先ほども書きましたが、日本では2020年に小学校でプログラミング教育が必須となりましたが、コロナ禍で緊急事態宣言が出た時にも問題になったように、まだまだ自治体によってプログラミング教育の成熟度には差があるのが現状なようです。

そこで、利根川さん率いる「みんなのコード」は、プログラミング教育を含む情報教育を、日本のどこにいても
平等に子どもたちに届くように活動を続けているんです。

自治体により経済状況が違うとはいえ、平等に学びの機会が与えられなければダメですよね。

そこには、先生がプログラミングをやったことがない、先生がプログラミングの研修を受けていないなどの問題があると、利根川さんはおっしゃていました。
教える側がその楽しさを理解していなければ、子どもたちには伝わらないですよね・・・。

そこで、「みんなのコード」では、年間130万人が利用する無償プログラミング教材の開発事業、テクノロジー機器を無料で子どもたちが利用することができる「子どもの居場所事業」、政策提言活動を行っています。

STEAM教育特番でも感じましたが、子どもにとって、「創造的な」活動をさせてあげられる場所というのは
これからの時代、本当に必要です。

パソコン、3Dプリンター、レーザーカッター、こうした機材を無料で利用できる居場所は、画期的なアイディアです!石川県加賀市、金沢市、高知県須崎市で展開していて、今後全国に拠点が増えるそうで、楽しみですね!

私もそうですが、世のお父さん、お母さんの中には、「スマホばっかり見てないで・・・」そんなお説教ばかり子どもにしてしまいがちな現代。
でも、スマホやタブレット、パソコンこうしたデジタル機器の普及で、我々の暮らしは明らかに便利になっていることは否めません。そして、さらにこれらを使いこなせていけないと生き残れないのは、今の子どもたちが大人になった未来。コンピューターとうまく共存し、それらを自由に使いこなせるスキルを身に付けて、時代をリードする人たちが増えてほしいな・・・と、利根川さんのお話を聴いて感じました。

次回も「みんなのコード」の組織作りについてうかがいます!「みんなのコード」がNPO法人であるということへの利根川さんの想いに迫ります。

お楽しみに!